こんにちは、しまじろうです。
前回のブログで話をしていました、チャートで使われる指標について、
その1「%R」についてです。
%Rとは
%Rとは、正確には「ウィリアムズ%R」という名前で、
1966年、アメリカのラリー・ウィリアムズという方が考案した、チャートを分析するための指標のことです。
何を分析しているかというと、今の株の価格が買われすぎている状況なのか、売られすぎている状況なのかを見ることができます。
マネックス証券より「アップル」のチャート
チャートの下に表示されているグラフが、「ウィリアムズ%R」の指標になります。
見方は、下限0から上限100までの間で、グラフが行ったり来たりしていますが、その中で、20より下にいった青色の状態が売られすぎ
これに対し、80より上に行った赤色の状態が買われすぎとなります。
売られすぎの場合、株価が下がるため、そのうち買われて、株価が上昇
買われすぎの場合、株価が上がるため、そのうち売られて、株価が下降
この「ウィリアムズ%R」の指標を使うことで、これからの株価の動きを予想することができます。
ここまでだと、指標に従って購入すれば必ず儲かるのでは!?
と思いますが、弱点も持っています。
それは、株価が上昇し続ける場合や、下降し続ける状況には、対応ができないというところ
20を下回り、次の株価上昇に向けて購入をしたところ、下がり続けてしまった
80を上回り、次の株価下降に向けて売却をしたところ、上がり続けてしまった
ということもある為、適切な状況判断のもと、この指標を使うことが良さそうです。
未来を読み解くことは、むずかしー
それでは