こんにちは、しまじろうです。
保有している銘柄について、買いました方が良いのか、
いや、売却をして、他の銘柄にした方が良いのか、
新しいセクターの銘柄を欲しいけど、何を購入したらいいのか、
さまざまな情報が交錯するなか、
今後、どうすればいいかの判断をするうえで、
企業を分析することは、たいへん重要なことです。
ただ、分析するにしても、なじみのない言葉がたくさん。。。
少しづつ、学んでいきますっ
PERとは
アメリカ企業を分析するために使われる指数として、
もっともよく目にする指数のひとつが「PER」
「PER」とは、
日本語で書くと、「株価収益率」となります。
株価収益率:Price Earnings Ratio(英語で書くとこうなります。)
頭文字をとると、「PER」ですね!
意味は、企業の利益に対して、現在の株価がどれくらいなのか、
をあらわします。
(めっちゃ、ざっくり)
PERの計算式
PERの指数をはじき出すためには、下の計算式を使います。
株価収益率(PER)= 株価 ÷ 1株あたりの利益
それぞれの値は、
・株価 :チャートから読みとる、現在の株価
・1株あたりの利益:発行している株、1株にあたいする利益(そのままやん)
この1株あたりの利益の出し方は、
1株当たりの利益 = 企業の利益 ÷ 発行済み株式数
それぞれの値は、
・企業の利益 :企業が稼いだ売上から、税金を引いた金額
純利益ともいう
・発行済み株式数:発行している株数から、自分で保有している株数を引いた数
つまりまとめると、こうなります。
株価収益率(PER)=株価÷(企業の利益÷発行済み株式数)
実際に、値を入れてみる
実際に、数字を入れて計算してみます。
莫大な時価資産を保有する、アップル「AAPL」にて
・株価・・・ $171.51ドル
・企業の利益・・・ $48,351,000,000ドル
・発行済み株式数・・・ 5,087,056,000株
株価収益率(PER)= 171.51 ÷
(48,351,000,000 ÷ 5,087,056,000)
= 171.51 ÷ 9.5
= 18.05
株価収益率(PER)は、18.05倍になりました。
つまりPERってなに
計算式から、みてみると、
- 株価が上がる → PERが上がる
株が買われすぎ(割高)
- 株価が下がる → PERが下がる
株が売られすぎ(割安)
- 企業の利益が上がる → PERが下がる
業績が良い
- 企業の利益が下がる → PERが上がる
業績が悪い
- 発行株数が増える → PERが上がる
- 発行株数が減る → PERが下がる
PERが高ければ、その銘柄は割高で、
PERが低ければ、その銘柄は割安といえます。
ただ、企業の業績の良し悪しにも影響されるため、
業績を把握したうえでの判断が大切です。
また、業界によりPERの判断基準がかわったりもするので、
ある程度は、予備知識を持ったうえで、
分析するための指数として活用するのがオススメですっ
それでは