こんにちは、アメリカ株で資産運用している☆しまじです☆
アメリカ企業を分析するための指数、(ちなみに、アメリカ企業でなくても、全然使えますっ)
今回は、「PSR」について書いていきます。またまた、3ケタの英語登場ですね (^_-)-☆
目次
PSRとは
「PSR」とは、日本語で書くと、「株価売上高倍率」となります。
株価売上高倍率:Price to Sales Ratio(英語で書くとこうなります。)
頭文字をとると、「PSR」ですね!
今の株価が、売り上げに対してどうであるかを表す指数です。
PSRの計算式
PSRの指数をはじき出すためには、下の計算式を使います。
株価売上高倍率(PSR) = 時価総額 ÷ 企業の年間売上
それぞれの値は、
・時価総額 :現在の株価 × 発行済み株式数
・企業の年間売上:企業の1年間の売上
実際に、値を入れてみる
実際に、数字を入れて計算してみます。
時価総額ランキング、第1位のアップル「AAPL」にて(株価、持ち直してくれ~。今となっては、良かった時の数値です☆)
・時価総額・・・$851,725,786,000ドル
・年間売上・・・$229,234,000,000ドル
株価売上高倍率(PSR) =
851,725,786,000 ÷ 229,234,000,000
=3.72
株価売上倍率「PSR」は、3.72倍になりました。
つまりPSRってなに
計算式から、みてみると、
- 株価が上がる → PSRが上がる
割高である
- 株価が下がる → PSRが下がる
割安である
- 発行株数が増える → PSRが上がる
- 発行株数が減る → PSRが下がる
- 企業の売上が上がる → PSRが下がる
- 企業の売上が下がる → PSRが上がる
つまり、株価売上倍率「PSR」とは、現在の株価が、割高なのか、もしくは割安なのかを判断するための指数になります。
株価の割高割安を見る指数としては、株価収益率「PER」がありましたね。
株価収益率「PER」に対して、この株価売上倍率「PSR」は、企業の売上だけが考慮され、利益が考慮されないために、その企業のことを、ある程度知ったうえで分析しないと、正確な判断ができない場合があります。
ただ、赤字の企業についても、指数を分析することは可能なため、バリュー株なんかで、使えるのではと思いますっ
それでは