こんにちは、アメリカ株で資産運用している☆しまじです☆
アメリカ株を分析するための指数☆(アメリカ株以外でも、もちろん使用可能ですっ)
今回は、「配当性向」について書いていきます。「配当利回り」とは、配当つながりですね。(名前が・・・)
目次
配当性向とは
「配当性向」とは、 企業が儲けた利益を、どれだけ株主に配当しているかをあらわす、
指数(パーセント)になります。
配当性向の計算式
「配当性向」指数の計算式はこちら。
配当性向(%)= 1株あたりの配当金 ÷ 1株あたりの純利益 × 100
それぞれの値は、
・1株あたりの年間配当金:企業が株主に配る年間の配当金額
・1株あたりの純利益 :現在の株価に内、純利益が占めている額
1株あたりの純利益って、いわゆる「EPS」ですよね!
分析するための指数って、他の指数と密接に関係してることが多いですね。
実際に、値を入れてみる
実際に、数字を入れて計算してみます。
今回も、莫大な時価資産を保有する、アップル「AAPL」にて(iPhoneXへの更新、ねらってますっ☆)
・1株あたりの年間配当金・・・$2.52ドル
・1株あたりの純利益 ・・・$9.5ドル
配当性向(%)= 2.52 ÷ 9.5 × 100
= 26.5
アップル「AAPL」の配当性向は、26.5%になりました。
残りの、73.5%の資金は、設備投資や技術開発など、成長するために使える
資金になりますね。
FAANG銘柄でいえば、配当金を出している唯一の企業ですが、
それでも、「配当利回り」は、他のアメリカ企業に比べると、
設定が低めですし、まだまだ、余力をもってる企業と分析できます。
つまり配当性向ってなに
計算式から、みてみると、
- 配当金が増える → 配当性向が上がる
企業として、自由に使える資金が減る
- 配当金が減る → 配当性向が下がる
企業として、自由に使える資金が増える
- 利益が増える → 配当性向が下がる
- 利益が減る → 配当性向が上がる
つまり、「配当性向」とは、良くも悪くも、 株主に渡す配当金が、その企業の利益の内のどれだけかをあらわしています。
出来るだけ、配当性向を抑えながら、配当利回りを上げていく、逆行していますが、これができるのがベストアンサーです。
さきほどの、良くも悪くのうち、悪くもについては、次に詳しく説明していきます。
高い配当性向の注意点
高配当性向の企業には、気を付けなければいけません。
一見、利益を少しでも多く株主に返すとの心意気が株主からしてみれば、うれしいところ。
ですが、無理をし過ぎるとなると、そこが注意点です。
業績が、あまり振るわなくて、利益が少ないにもかかわらず、株主からの評価を下げまいと、配当金を減らさなかった場合、配当性向が、めっちゃ上がります。
自分の利益を削って、時にはすべてをなくしてまで、配当金を減らさずにふるまう時があるのです。
これが行き過ぎてしまうと、逆に配当金が出せなくなっていってしまう、という結果になることがあります。
適度な、配当性向と増配、長くその企業と付き合う上では、大切な事ですねっ
それでは