こんにちは、天津飯のトロッとしたタレが、たまんな~い☆しまじです☆
第2種電気工事士試験合格への道、第15回っ。単相2線式、そして単相3線式につづき、今回は、三相3線式についてになります。
目次
三相3線式による配電
前々々回の復習から。配電方法には下の3つ
- 単相2線式
- 単相3線式
- 三相3線式
の方法がありました。その内の最後になります、「三相3線式」について学んでいきます。
電圧降下
まずは、三相3線式の電圧降下について、みていきましょう。
電圧降下の式は、
でしたね。この時の、三相3線式の回路における電圧降下は、
であらわすことができます。
電力損失
つづいて、電力損失についてですが、電力損失の計算式は、
でしたね。そして、三相3線式には、3本の電線で電気が送られるので、単純に×3となり、
となります。
例題1
次の回路の電圧降下は?(3Φ3W電源)
【解き方】
三相3線式の回路における、電圧降下の計算式は、
でしたね。電線に流れる電流Iと電線の抵抗rは、
なので、電圧降下の計算式より、
となります。
【解答】2.6(V)
例題2
次の回路の電線における電力損失は?(3Φ3W電源)
【解き方】
三相3線式の回路における、電力損失の計算式は、
でしたね。電線に流れる電流Iと電線の抵抗rは、
なので、電力損失の計算式より、
となります。
【解答】120(W)
今日のまとめ
今日は、「三相3線式による配電」について学びました。3つの配電方法について学んできましたが、それぞれに特徴を持った回路となっていました。しまじ的には、単相3線式が複雑なように感じたのですが、いかがでしたでしょうか。第2種電気工事士合格までの道はまだまだ続きますっ
それでは