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引込口配線工事【第2種電気工事士合格までの道】

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 こんにちは、少しづつですが、電気のことがわかり始めたような気がしてきた、今日このごろ☆しまじです☆ 

 第2種電気工事士試験合格への道、第24回っ。お家に電柱から電線を引き入れる際の話になります。ちなみに、今回で、配電理論と配線設計については終了~♫となります。

 目次

 

引込口配線工事

 家の中に電線を引き込む際の、配線工事について学んでいきます。

引込口配線

 建造物に電線を引き込んで配線する、引込配線工事は、次のいずれかで施工することとなります。

  • がいし引き工事 (展開した場所に限る)
  • 合成樹脂管工事
  • 金属管工事 (木造以外の造営物に施設する場合に限る)
  • ケーブル工事 (鉛被ケーブル・アルミ被ケーブルまたはMIケーブルを使用するものにあっては、木造以外の造営物に施設する場合に限る)

上の4つです。

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 上の図にて、電柱からお家につながり分電盤までの配線工事の事を、引込口配線工事といいます。この工事は、電気屋さんじゃないと出来ませんね。

分電盤

続いて、分電盤内の配線についてです。分電盤には、配線用遮断器やヒューズを取り付けます。

  • 配線用遮断器とは:素子を使って電線に流れる過電流や短絡電流を検出し、開閉させることで、異常な電流を遮断するもの。
  • ヒューズとは:過電流や短絡電流が流れると溶断して、異常電流が流れないようにするもの。

でしたね。では、その施設方法について、みていきましょう。

分電盤内のヒューズについて

分電盤にてヒューズを使用する場合には、電源側から回路を簡単に切り離せるように、開閉器を施設する必要があります。電源側から切り離すので、開閉器は、施設したヒューズより電源側に取付けないといけません。

分岐回路の開閉器と過電流遮断器について

 分岐回路の各極には、開閉器と過電流遮断器を施設するのが原則となっています。ただし、次の場合には、開閉器と過電流遮断器の施設を省略できます。

  • 単相3線式の中性線
  • 引込口側の各極に開閉器を施設した分電盤であって、低圧2線式分岐回路の場合に、中性線または接地側となる電線
  • 対地電圧150(V)以下の2線式電路であって、接地側電線以外の電線に過電流が流れた場合に、各極が同時に開路される配線用遮断器を用いるときは、接地側電線の素子を省略可

となっています。

住宅用の配線用遮断器

 住宅用の分電盤に使用される分岐回路用の配線用遮断器には、次の2つのパターンがあります。

  • 2極2素子:2極とも異常な電流を検出すると開閉器が開いて、電気の流れを遮断する。
  • 2極1素子・1極のみが異常な電流を検出すると開閉器が開いて、電気の流れを遮断する。(素子が入っていない方はN極と表示され、接地側の電線が接続される)

であり、2極2素子の配線用遮断器は、100(V)および200(V)の分岐回路に使用され、2極1素子の配電用遮断器は、100(V)の分岐回路に使用されています。

単相3線式の場合の施設例

 最後に、単相3線式100/200(V)の場合の過電流遮断器の施設についてみていきます。

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 配線用遮断器の取付け方には、3パターンあります。

  • 2極2素子:200V回路
  • 2極1素子:100V回路
  • 1極1素子:100V回路

非接地側電線は、素子があり遮断できる回路とし、中性線(接地側電線)については、そのまま接続された回路になっています。なお、一般的には、家庭用の分電盤の100V回路は、2極1素子の配線用遮断器が使用されることが多いです。

また、ヒューズについて、配線用遮断器と同様に非接地側電線に取り付けられ、中性線(接地側電線)はそのまま接続されています。さらに、ヒューズの電源側には開閉器を取り付ける必要があります。

配線用遮断器 2極1素子 配線用遮断器 2極2素子

 配線用遮断器です。 

 

例題

単相3線式100/200(V)屋内配線の引込口用分電盤について、誤っているものはどれ?

  1. ルームエアコン(単相200(V))の分岐回路として、2極1素子の配線用遮断器を使用した。
  2. 電熱用(単相100(V))の分岐回路として、2極2素子の配線用遮断器を使用した。
  3. 主開閉器の中性線に、ヒューズではなく銅バーを使用した。
  4. 電灯専用(単相100(V))の分岐開閉器に2極とも15(A)のヒューズを取り付けた。

【解き方】

順番にみていきましょう。

まずは1について、単相200(V)回路は、2つの両方の電線が非接地側電線であり、2極2素子の配線用遮断器を使用しなければならないのに、2極1素子の配線用遮断器を使用しており、さっそく誤りです。

続いて2について、単相100(V)回路においては、一般的に2極1素子の配線用遮断器を使用しますが、2極2素子の配線用遮断器を使用しても問題ないので、正しい。

さらに続いて3について、主開閉器の接地側電線の中性線には、ヒューズを取り付けることは出来ません。なので銅バーの使用は正解です。

最後に4について、単相100(V)には、非接地側電線にのみヒューズを取り付けるだけでも良いですが、開閉器に2極ともヒューズをつけても良い為、正解。

よって、1が誤りです。

【解答】1

  

今日のまとめ 

 今日は、「引込口配線工事」について学びました。自分の家にも、しっかりした引込配線工事がされていますようにっ。

 今回で、配電理論と配線設計は最終回になります。次回からは、電気工事用材料と工具について学んでいきます。

 それでは