こんにちは、東京タワーって、すんごく綺麗ですよね☆しまじです☆
第2種電気工事士試験合格への道、第30回っ。今日は、電線を保護する金属配管工事で使う材料についての話になります。
目次
電気工事で使う金属配管用の材料
電気配線をする際に、一緒に施工をするのが、その保護です。電線やケーブルがそのまま転がされているだけでは、物が落ちてきて断線したり、潰れたり、傷がついてしまったりと、何年も使用するにはいろいろと心配なことが多いですよね。そこで、電線を金属管などを使って保護します。
しっかりと保護することで、工事の見栄えもばっちりです。では、その金属配管工事において使用する材料について、どんなものがあるのか、見ていきましょう。
などがあり、いろいろな材料を駆使して、万全な電気工事をしていきます。
例題1
アウトレットボックスのノックアウトの径が金属管の径よりも大きい場合に、金属管とボックスとの接続に使用するものは?
- ユニオンカップリング
- リングレジューサ
- ターミナルキャップ
- フィクスチュアスタッド
【解き方】
聞いたことのない用語が2つ出てきました。「ユニオンカップリング」と「フィクスチュアスタッド」です。それぞれについては、
- ユニオンカップリング : 保護管と保護管の接続において、お互いを回すことが出来ない時にこの「ユニオンカップリング」を使用してつなげます。
- フィクスチュアスタッド : 天井に電灯などを取り付ける場合、アウトレットボックスに、このフィクスチュアスタッドを取り付けて、そこに電灯を吊っているパイプ等を取り付けて、施工するのに使用します。
ターミナルキャップは、電線を引き込む際に使用するものなので、金属管とボックスの接続に使用するのは、リングレジューサ―となります。
【解答】2
例題2
雨線外(うせんがい)に施設する金属管工事の端部に使用するものとして、不適切なのは?
- 垂直配管の先端部にエントラスキャップを使用した
- 垂直配管の先端部にターミナルキャップを使用した
- 水平配管の端部にエントランスキャップを使用した
- 水平配管の端部にターミナルキャップを使用した
【解き方】
まず、雨線外(うせんがい)とは何のことでしょう。雨線外(うせんがい)とは、屋外で雨が当たる場所の事をいいます。なので、間違った施工をしてしまうと、雨水が配管内部に流入してきて、危険です。
では、エントランスキャップと、ターミナルキャップですが、今日、学びましたね。エントランスキャップは、少しヘッド部に角度が付いており、垂直・水平どちらにおいても、保護管内部への雨水の流入を防ぐここが出来ます。対し、ターミナルキャップは、その形状上、水平の場合においてのみ使用でき、垂直配管に取り付けると、雨水が保護管内部に流入してきてしまいます。
なので、誤っているのは、ターミナルキャップを垂直配管の端部に使用している2になります。
【解答】2
今日のまとめ
今日は、「電気工事で使う金属配管用の材料」について学びました。電線やケーブルをしっかりと保護することも、電気工事士の役目ですねっ
次回は、電気工事で使う工具類についてになります。
それでは