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低圧屋内配線工事における電線の接続方法

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 こんにちは、

 ずいぶんと過ごしやすい季節になりましたね☆しまじです☆ 

 第2種電気工事士試験合格への道、第35回っ。今日は何個ものブログをアップしていますが、今回は低圧屋内配線工事における電線の接続方法についての内容になります。

  目次

 

低圧屋内配線工事における電線の接続方法

 電柱から屋内の分電盤まで引き込んだ電線を、屋内にて配線工事をする際、必ず必要となる作業。それが電線同士の接続です。これが出来ないと、始まりませんっ

電線の接続方法

 電線を問題なくしっかりと接続するには、次の内容にて施工をしていきます。

  • 電線の抵抗値を増加させない。
  • 電線の引っ張り強さを20(%)以上減少させない。
  • 接続部分には、接続管その他の器具を使用するかろう付けする。
  • 接続部分を絶縁電線の絶縁物と同等以上の絶縁効力のあるもので十分被覆する。
  • コード相互、キャブタイヤケーブル相互、ケーブル相互またはこれらのものを相互接続にする場合は、コード接続器、接続箱等を使用する。(8(mm^{2})以上のキャブタイヤケーブル相互を接続する場合を除く。)

要は、接続することで負荷をつくったり無理な状況をつくらない事、そしてしっかりと絶縁するという事ですね。

細い電線の接続に用いる器具

 細い電線同士をジョイントボックス内で接続する場合には、こちらの器具を用います。

名称 器具 接続方法
リングスリーブ

専用の圧着工具を使ってカシメる

その後、絶縁テープで被覆する

差込形コネクタ 電線の被覆を剥いて差し込む
ねじ込み形コネクタ 電線の被覆を剥いてねじって差し込みカシメる

用途によって、最適な器具を選びます。

太い電線の接続に用いる器具

 太い電線は、P形スリープを用いて、油圧式圧着器にてカシメて接続します。

名称 器具 接続方法
P形スリーブ 電線の被覆を剥いで同じ方向から差し込む
油圧式圧着器 油圧の力でカシメます

 今の油圧式圧着器は、手動より電動がメインの様です。結構高額な工具ですね。

 

リングスリーブによる圧着接続

 低圧屋内配線において、良く使用されるリングスリープによる接続について、詳しく見ていきましょう。

リングスリーブの選定について

 細い配線を接続するリングスリーブには、小・中・大の3種類があり、接続する配線のサイズと本数による組み合わせによって、どの種類のリングスリーブを使用するか、またそのダイスで圧着するかが、決められています。

接続する電線のサイズと組合せ リングスリーブ 圧着工具のダイス
1.6mm×2本 1.6×2
1.6mm×3~4本
2.0mm×2本
2.0mm×1本+1.6mm×1~2本
2.0mm×1本+1.6mm×3~5本
2.0mm×2本+1.6mm×1~3本

 サイズ的にこれが最適という事でしょうが、覚えようと思うとなかなか大変です。やはりどれだけ現場をこなしたかが、こういったところで差が出てくるのでしょう。 

 ちなみに、ダイスで圧着した時ににリングスリーブに刻印が付きます。

  • 1.6×2 「〇」
  • 小 「小」
  • 中 「中」
  • 大 「大」

といった刻印です。

圧着後のテープ巻について

 リングスリーブを圧着器にて圧着した後は、配線している絶縁電線の絶縁物と同等以上の絶縁効力のあるもので、十分に被覆しなければなりません。

 一般的によく使用される、ビニル絶縁ビニルシースケーブル平型「VVF」1.6(mm)の場合だと、絶縁電線の絶縁被覆の厚みは、0.8(mm)なので、この厚み上に絶縁テープ等を巻き付けて被覆処理をする必要があります。この場合のそれぞれのテープにおける巻き方例を見ていきましょう。

黒色粘着性ポリエチレン絶縁テープの場合

  厚みが約0.5(mm)あるテープになります。半幅以上重ねて1回以上巻いていき、「VVF」1.6(mm)の場合は、2層以上巻く必要があります。

ビニルテープの場合

 厚みが約0.2(mm)のテープになります。半幅以上重ねて2回以上巻いていき、「VVF」1.6(mm)の場合は、4層以上巻く必要があります。

自己融着性絶縁テープの場合

  厚みが約0.5(mm)のテープを使用する場合、黒色粘着性ポリエチレン絶縁テープと同様に、半幅以上重ねて1回以上巻いていき、「VVF」1.6(mm)の場合は、2層以上巻きます。さらに、その上に保護テープを半幅以上重ねて1回以上巻きます。 

 

例題1

 低圧屋内配線工事で、600Vビニル絶縁電線(軟銅線)をリングスリーブ用圧着工具とリングスリーブ(E形)を用いて終端接続を行った。接続する電線に適合するリングスリーブの種類と圧着マーク(刻印)の組み合わせで、不適切なものは?

  1. 直径1.6(mm)×2本の接続に、小スリーブを使用して圧着マークを「〇」にした。
  2. 直径1.6(mm)×1本と直径2.0(mm)×1本の接続に、小スリーブを使用し圧着マークを「〇」にした。
  3. 直径1.6(mm)×4本の接続に、小スリーブを使用して圧着マークに「小」を使用した。
  4. 直径1.6(mm)×1本と直径2.0(mm)×2本の接続に、中スリーブを使用し圧着マークを「中」にした。

【解き方】

接続する電線のサイズと組合せによって選定する、リングスリーブおよび圧着ダイスの選択があっているかどうかの問題ですね。順番に見ていきますと、小スリーブを使って圧着マークを「〇」にするのは、直径1.6(mm)×2本の接続の時だけなので、2の直径1.6(mm)×1本と直径2.0(mm)×1本の接続で刻印「〇」にするのは不適切となります。小スリーブを使用し圧着マークを「小」にするのが適切となります。

【解答】2

 

例題2

 ビニル絶縁ビニルシースケーブル平型「VVF」1.6(mm)の絶縁電線相互の終端接続部分の絶縁処理として、不適切なのは?ビニルテープは、JISに定める厚さ0.2(mm)の絶縁テープとする。

  1. リングスリープにより接続し、接続部分をビニルテープで半幅以上重ねて1回(2層)巻いた。
  2. リングスリーブにより接続し、接続部分を黒色粘着性ポリエチレン絶縁テープ(厚さ約0.5(mm))で半幅以上重ねて2回(4層)巻いた。
  3. リングスリープにより接続し、接続部分を自己融着性絶縁テープ(厚さ約0.5(mm))で半幅以上重ねて1回(2層)巻き、更に保護テープ(厚さ約0.2(mm))を半幅以上重ねて1回(2層)巻いた。
  4. 差込形コネクタにより接続し、ビニルテープで巻かなかった。

【解き方】

 ビニル絶縁ビニルシースケーブル平型「VVF」1.6(mm)の絶縁被覆の厚さは0.8(mm)であり、リングスリーブで圧着した場合、電線の絶縁被覆に対して同等以上の絶縁効力のある十分な被覆をしなければなりません。

 まず、1のビニルテープによる2層巻ですが、ビニルテープは厚みが0.2(mm)であり、2層でも0.4(mm)。電線と同等以上の十分な絶縁効力とは言えません。対し、2と3は、十分ですね。さらに、4の差込形コネクタによる接続においては、ビニルテープを巻く必要がないので、1が不適切と言えます。

【解答】1

 

今日のまとめ 

 今日は、「低圧屋内配線工事における電線の接続方法」について学びました。リングスリーブを使用する電線に接続には、注意が必要ですねっ

 次回は、接地工事についてです。

 

 それでは