こんにちは、ダウ工業が順調に上がって来ていますね☆しまじです☆
第2種電気工事士試験合格への道、第46回。今回は、地中電線路について書いていきます。
目次
地中電線路
地中電線路とは、地中に施設された電線の通し方です。基本的に、
- 電線にはケーブルを使用
とされる。また、直接埋設する、直接埋設式で施設するのですが、
施設場所 | 埋設深さ | ケーブルの防護 |
---|---|---|
車両等の重量物の圧力を受けるおそれがある場所 |
1.2(m)以上 ※地表から防護したトラフの上面までの距離 |
堅ろうなトラフでケーブルを包むよう囲んで蓋をし、その中を砂で埋める。 堅ろうなトラフで、ケーブルを覆うように上から被せて防護する。 |
重量物の圧力を受けるおそれがない場所 |
0.6(m)以下 ※地表から防護したトラフの上面までの距離 |
ケーブルの上部を堅ろうな板、またはといで覆う。 |
というように、施設場所により、埋設する深さが変わり、ケーブルの防護の仕方も変わります。
例題
車両等重量物で圧力を受けるおそれがある場所の地中電線路において、ビニル外装ケーブルを堅ろうなトラフを用いた直接埋設式により施設する場合の、最小土冠は?
- 0.6(m)
- 0.9(m)
- 1.2(m)
- 1.5(m)
【解き方】
重量物の圧力を受けるおそれがある場所における土冠は、1.2(m)以上でしたね。なので、最小土冠は、3の1.2(m)ですね。
【解答】3
今日のまとめ
今日はかなり短い内容でしたが、「地中電線路」について学びました。地中にケーブルを配線するときは、結構掘らないといけないんですねっ。
次回は、電気計器についてになります。
それでは