こんにちは、しまじです (^_-)-☆
第2種電気工事士試験合格への道、過去問を解いていきましょう~。2017年下期筆記試験の問題、問3になります。
目次
問題 問3
抵抗率ρ[Ω・m]、直径D[mm]、長さL[m]の導体の電気抵抗[Ω]を表す式は。
イ. ロ.
ハ.
ニ.
解き方
電線の抵抗に関する問題です。電線の抵抗は、次の式で表します。
この式に、それぞれの値を入れていきますが、断面積Sを直径Dにする事と、単位を合わせることに注意が必要です。
まずは、単位についてみていきます。計算式の抵抗率ρの単位がであるのに対し、問題の抵抗率ρの単位が
になっています。これは、断面積Sの単位
を
にすることで、合わせていきます。
断面積Sの単位がから
になるということは、×1000倍の2乗ということで×1000000倍、つまり
ということになります。
これより、抵抗率ρの単位は、
となります。
つまり、抵抗率ρ(Ωm)において、断面積S()で抵抗率を求める際には、
により、単位を合わせることができます。
続いて、断面積Sを計算していきます。
であり、抵抗率の単位がの場合の、電線の抵抗の式に断面積Sの式を入れると、
となります。
最後に、 抵抗率ρ(Ωm)において、断面積S()で抵抗率を求める際には、
により、単位を合わせることにより、
となります。
解答
ロ.
まとめ
問3についての解き方でした。電線の抵抗を、理解しているかどうかがカギになる問題でしたねっ
それでは