こんにちは、しまじです (^_-)-☆
第2種電気工事士試験合格への道、過去問を解いていきましょう~。2017年下期筆記試験の問題、問8になります。
目次
問題 問8
図のように、三相の電動機と電熱器が低圧屋内幹線に接続されている場合、幹線の太さを決める根拠となる電流の最小値[A]は。
ただし、需要率は100%とする。
イ.45 ロ.50 ハ.55 ニ.60
解き方
幹線の許容電流に関する問題です。
1つの幹線に、複数の電動機と電熱器が接続された回路における、幹線の許容電流を求める式は、
です。問題では、定格電流10(A)の電動機が1つと、定格電流15(A)と20(A)の電熱器が2つ、接続された回路となっています。
まずは、電動機と電熱器の定格電流の合計から求めます。
となります。この時、電動機の定格電流の合計と電熱器の定格電流の合計
の関係は、
であり、幹線の許容電流は、次の計算により求めることができます。
より、幹線の許容電流は45(A)以上の電線を使用することとなり、最小の電流値は、45(A)となります。
解答
イ.45
まとめ
問8についての解き方でした。幹線の許容電流の求め方を、理解しているかどうかがカギになる問題でしたねっ
それでは