こんにちは、アメリカ株で資産運用をしている☆しまじです☆
今回のブログでは投資運用会社の1つ「ステート・ストリート」についてフォーカスしていきます♫
目次
- ステート・ストリートとは
- ステート・ストリートの「ETF」一覧
- ステート・ストリートの「ETF」一覧について
- ステート・ストリートの「ETF」で使われている言葉
- ステート・ストリートの「ETF」まとめ
ステート・ストリートとは
ステート・ストリートとは、SPDR「スパイダー」ブランドで有名なETFを提供している投資運用会社です。正確には、ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ「SSGA」といい、アメリカのボストンに本社を置いています。
ETFを提供している運用会社としては、世界でもトップレベルの規模であり、アメリカで初めてとなるETF、SPDR S&P 500「SPY」を1993年に設立させています。およそ25年前のことです。ずいぶんと古くから、ETFは運用されているのですね。日本においては、虎ノ門ヒルズ森タワーの25階に日本法人を置いています。
ステート・ストリートが運営しているETFは、全部で31本で、バンガードの65本に比べると、運用本数を限定している印象があります。また、東京証券取引所にも、
- SPDR S&F 500 「1557」
- SPDRゴールド・シェア 「1326」
- アジア国債・公債ETF 「1349」
の3本が上場しています。
ステート・ストリートの「ETF」一覧
アメリカで上場している「ETF」の一覧表になります。
銘柄名 | ティッカー | 指数 | ETF純資産総額 | 経費率 |
---|---|---|---|---|
SPDR S&P500 ETF | SPY | S&P500指数 |
$2668.3億 |
0.0945% |
SPDR S&P米国高配当株式 ETF | SDY | S&Pハイ・イールド・ディビデンド・アリストクラッツ指数 | $155.4億 | 0.35% |
SPDR ダウ工業平均 ETF | DIA | ダウジョーンズ工業株価平均 | $219.1億 | 0.17% |
SPDR S&Pアジア・パシフィック新興国株式 ETF | GMF | S&Pアジア・パシフィック・エマージングBMI指数 | $5.3億 | 0.49% |
SPDR ポートフォリオ新興国株式 ETF | SPEM | S&PエマージングBMI指数 | $17.6億 | 0.11% |
SPDR MSCI全世界株式(除く米国) ETF | CWI | MSCIオール・カントリー・ワールド(除く米国)指数 | $16.3億 | 0.3% |
一般消費財セレクト・セクターSPDRファンド | XLY | 一般消費財セレクト・セクター指数 | $141.2億 | 0.13% |
エネルギー・セレクト・セクターSPDRファンド | XLE | エネルギー・セレクト・セクター指数 | $192.1億 | 0.13% |
金融セレクト・セクターSPDRファンド | XLF | 金融セレクト・セクター指数 | $326.4億 | 0.13% |
公益事業セレクト・セクターSPDRファンド | XLU | 公益事業セレクト・セクター指数 | $67.5億 | 0.13% |
資本財セレクト・セクターSPDRファンド | XLI | 資本財セレクト・セクター指数 | $130.4億 | 0.13% |
生活必需品セレクト・セクターSPDRファンド | XLP | 生活必需品セレクト・セクター指数 | $73.5億 | 0.13% |
素材セレクト・セクターSPDRファンド | XLB | 素材セレクト・セクター指数 | $49.1億 | 0.13% |
テクノロジー・セレクト・セクターSPDRファンド | XLK | テクノロジー・セレクト・セクター指数 | $227.4億 | 0.13% |
不動産セレクト・セクターSPDRファンド | XLRE | 不動産セレクト・セクター指数 | $24.0億 | 0.13% |
ヘルスケア・セレクト・セクターSPDRファンド | XLV | ヘルスケア・セレクト・セクター指数 | $158.0億 | 0.13% |
SPDR SSGAジェンダー・ダイバーシティ・インデックスETF | SHE | SSGAジェンダー・ダイバーシティ指数 | $億 | 0.20% |
SPDR ブルームバーグ・バークレイズ・コンバーチブル債券 ETF | CWB | ブルームバーグ・バークレイズ米国コンバーチブル・リキッド・ポンド指数 | $43.7億 | 0.40% |
SPDR ブルームバーグ・バークレイズ米国中期国債 ETF | ITE | ブルームバーグ・バークレイズ米国国債3-10指数 | $6.7億 | 0.10% |
SPDR ブルームバーグ・バークレイズ・ハイ・イールド債券 ETF |
JNK | ブルームバーグ・バークレイズ・ハイ・イールド・ベリー・リキッド指数 |
$98.0億 |
0.40% |
SPDR ブルームバーグ・バークレイズ新興国債券 ETF |
EBND | ブルームバーグ・バークレイズ・EMローカル・カレンシー・ガバメント・ダイバーシファイド指数 |
$6.5億 |
0.40% |
SPDR ブラックストーン/GSOシニアローン ETF |
SRLN | Markit iBoxx米ドル建てリキッド・レバレッジド・ローン指数 |
$31.0億 |
0.70% |
SPDR ダウ・ジョーンズ・インターナショナル・リアル・エステート ETF |
RWX | ダウ・ジョーンズ・グローバル(除く米国)セレクト・リアル・エステート・セキュリティーズ指数 |
$35.7億 |
0.59% |
SPDR ダウ・ジョーンズREIT ETF |
RWR | ダウ・ジョーンズU.S.セレクトREIT指数 |
$24.9億 |
0.25% |
SPDR ゴールド・シェア |
GLD | LBMA午後金価格 |
$347.2億 |
0.40% |
SPDR SSGAインカム・アロケーション ETF |
INKM | (プライマリー)MSCIワールド指数 |
$1.0億 |
0.70% |
SPDR SSGAグローバル・アロケーション ETF |
GAL | (プライマリー)MSCIオール・カントリー・ワールド(ACWI IMI)指数 |
$2.5億 |
0.35% |
SPDR SSGAマルチ・アセット・リアル・リターン ETF |
RLY | (プライマリー)ブルームバーグ・バークレイズ米国インフレ連動国債指数 |
$1.5億 |
0.70% |
ステート・ストリートの「ETF」一覧について
アメリカで上場している「ETF」は、全部で28銘柄です。
最も歴史の古い、SPDR S&P500 ETF「SPY」は、純資産総額が約2668.3億ドルと、群を抜いて莫大な額となっています。日本円で約30兆円程と、ハンパではない金額です。S&P500 に投資をするのであれば、「SPY」と言われるほど、定番のETFです。安心と信頼を持ち合わせた、銘柄と言えるのでしょう。
他のETFも含め、経費率は、かなり低めとなっています。ただ、比較だけをしてしまうと、バンガードの方が、まだ低い経費率のETFはありました。購入の際には、組み入れ銘柄を確認したうえで、さまざまな状況を踏まえて検討することが大切そうです。
インデックスの他、各セクター別のETFや債券、そしてゴールドのETFもラインナップしています。
ステート・ストリートの「ETF」で使われている言葉
今回も、普段聞き慣れない言葉が結構ありましたので、まとめてみました。単に、しまじが知らないだけなのですが(汗)
- ハイ・イールド・ディビデンド・アリストクラッツ : 高配当貴族。
- エマージング : アジア・中南米・東欧を含めた新興諸国のこと。
- IBM : 指標。
- MSCI : アメリカのニューヨークに本拠地を置く、金融企業。「MSCI.inc」のこと。株価指数を公表している。
- ジェンダー・ダイバーシティ : 性差の多様性
- ブルームバーグ : 経済と金融情報を発信している、アメリカの大手総合情報サービス会社のこと
- LBMA : ロンドン貴金属市場協会
ジェンダー・ダイバーシティは、「SHE」で使われている言葉です。2018年4月27日に受け付けが開始された、最近の銘柄になります。このETFの指標は、
同業種に属する他の企業よりも、上級経営・管理者層においてジェンダー・ダイバーシティ(性差の多様性)が示されている米国の大型株に投資することを追求します。指数構成銘柄は、3つのジェンダー・ダイバーシティ比率によって、各業種内でランク付けされます。
という事です。むずかしいっす。
他にも、感覚的にこんな感じのETFなのかなと想像はできるのですが、実際にどのような銘柄が組み入れされているのか、投資先として選ぶためには、もちっと理解しないといけなさそうです。
ステート・ストリートの「ETF」まとめ
ステート・ストリートのETFについて、どのような銘柄があるかをざっくりとまとめてみました。バンガードに比べて、運用されている銘柄の数は少なく、精査されている印象です。
一番インパクトがあるのは、やはり看板商品の「SPY」ではないでしょうか。運用実績の長さと、純資産総額をみると、安心で定番といったところです。セクターについても全てを網羅しており、債券やコモディティ(金)に投資したい場合なんかには、運用先として、ぜひ検討したい投資運用会社ですっ
それでは
「ETF」を運用している、バンガードについての詳しいまとめはこちらです。
もう一つの「ETF」運用企業である、ブラックロックについての詳しいまとめは、こちらになります。