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アメリカン・エキスプレス【AXP】を徹底分析【2018年版】クレジットカードにおける世界のトップ企業

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 クレジットカードで名の知れ渡っている、アメリカン・エキスプレス【AXP】について、徹底分析していきます。こんにちは、アメリカ株で資産運用をしている☆しまじです☆

 目次

アメリカン・エクスプレス【AXP】とは

 アメリカン・エクスプレス【AXP】とは、アメリカのニューヨーク州に本社を置く、トラベラーズチェックとクレジットカードにおける、高いブランド力を持った世界トップの企業です。

 世界中、約140ヶ国にビジネスを展開し、カード会員数は8,000万人ともい言われています。世界の人口が、約76億人なので、95人に1人は、アメリカン・エクスプレスのカードを持っているという計算になります。

 創業は、今から168年前の1850年に遡ります。ウェルズ・ファーゴをつくった、ヘンリー・ウェルズとウィリアム・ファーゴ、そしてジョン・バターフィールドの3人によってつくられていますが、開業当時は、荷馬車で荷物を運ぶ宅配業者でした。

 その後、郵便為替業務、トラベラーズチェックなどの業務を開始する中、1958年にクレジットカードに参入し、現在に至ります。

 ウォーレン・バフェット銘柄で有名な、ウェルズ・ファーゴ【WFC】については、こちらをどうぞ。 

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  • トラベラーズチェック・・・ 旅行者が、外国に行く際に多額の現金を持ち歩かなくても済むように、発行される小切手のこと。盗難や紛失のリスクを回避する事も出来ます。

 

アメリカン・エクスプレス【AXP】の企業情報

事業内容 : クレジットカード、金融業

       法人向け銀行、プライベートバンキング、投資信託

       トラベラーズチェック、旅行代理・保険 など

セクター : 金融

社名   : American Express Co.

市場   : NYSE「ニューヨーク証券取引所」

従業員  : 55,000人

決算   : 12月

配当月  : 1,4,7,10月

 

30年間の株価推移

 アメリカン・エクスプレス【AXP】の株価の推移です。30年間の株価チャートがこちら。

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 この30年の間、トータルで見ると株価は上昇していますが、3度の大きな下落に見舞われています。その中でも、最も大きな下落はリーマンショックで、約65ドルから、なんと9ドル付近まで、約1年半くらいかけて下がっています。

 まさに、脅威としか言えない時期だったのではないでしょうか。ただ、そこからの切返しも凄まじく、4年程で、元の株価に戻り、更に上昇を続けています。その後、また下落していますが・・・。

 ただ、現在は高値の100ドル以上になっており、今後も上がり下がりを繰り返しながら、上昇していくのではないかと思われます。

 

売上高と利益の推移

 続いて、売上高と利益について、過去10年間の推移です。

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 売上高は、2014年まで右肩上がりでしたが、その後は、250億ドル付近で横ばいです。純利益については、50億ドル付近で推移していましたが、2017年には約半分の25億ドルとなっています。

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資本の推移

 続いて、資本についてみていきます。過去10年間の推移がこちら。

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 やはり、金融系の企業は、巨額の資産を持っていますね。1,200億ドルオーバーから、更に増え続け、2017年には1,800億ドルを超えています。日本円にして約20兆円になります。(為替113円/ドルで計算)

 

EPSとPERの推移

 次は、1株あたり利益「EPS」と株価収益率「PER」の過去10年間の推移になります。

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 保有株数は、2010年の12億株数をピークに、自社株買いにより徐々に減らしていき、2017年には約9億株数まで減らしています。そんな中、1株あたり利益「EPS」は、順調に上昇を続け5ドルを超えていましたが、2017年は純利益の低下により、3ドル付近となっています。

 また、株価収益率「PER」については、15倍付近で推移していましたが、こちらも2017年の純利益の低下により一気に32倍程度にまで上昇しています。

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BPSとBPRの推移

 続いて、1株あたり純資産「BPS」と株価純資産倍率「BPR」についてです。過去10年間のデータがこちら。

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 緩やかな自己資本の上昇と、発行株式数の低減により、1株あたり純資産「BPS」は順調に増加しており、ここ10年間で約2倍の20ドルあたりにまできています。また、株価純資産倍率「BPR」については、株価の上昇に伴い、少しずつ上昇しており、現在で5倍程度と、割高感が出てきています。

 

ROEとROAの推移

 株主資本利益率「ROE」と総資本利益率「ROA」の過去10年間の推移です。

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 株主資本利益率「ROE」はかなり高めで、2009年と2017年の15%を除いては、25%近くであり投資から生み出す利益率の高さが見てとれます。対し、総資本利益率「ROA」については、総資産の額が非常に大きく、5%以下の低い値となっています。

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配当金の推移

 気になる配当金と配当利回り、過去10年間の推移がこちら。

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 配当金については、2014年以降は上昇傾向にありますが、増配ではなく、下がる年も見受けられます。また、株価も上昇しているため、配当利回りは、低めの1.5%付近となっています。

 続いて、配当性向を見てみましょう

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 配当性向はまだまだ余裕の、30%以下です。配当金が増えるのに従い、少しずつ上がってはきています。

 

キャッシュフローの推移

 最後に、キャッシュフローの推移になります。過去10年間のデータがこちら。

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 キャッシュフローについては非常に良好であり、営業キャッシュフローの額に対する投資キャッシュフローの額が小さい為、十分なフリーキャッシュフローを保有しています。特に、2017年には、純利益が27億円という中、125億ドルものフリーキャッシュフローを作り出しています。

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まとめ

 さまざまな指数により、アメリカン・エクスプレス【AXP】を分析しました。株価が下落した時の下がり方が凄まじくはありますが、下がった後には上昇していますし、巨額の資本と、安定したキャッシュフローからは、良質な財務状況が見受けられます。

 少し、割高感が感じられる株価になってきている気配はありますが、余裕を持った配当性向の中での増配もあり、魅力のある企業だと感じます。

 それではっ

 アメリカン・エクスプレス【AXP】は、工業株30種平均株価の採用銘柄です。

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