しまじろうの資産運用

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ダウデュポン【DWDP】を徹底分析【2018年版】総合化学薬品企業の持株会社

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 世界最大級の化学メーカである「ダウ・ケミカル」と、アメリカ最大級の化学製品製造会社である「デュポン」が経営統合して設立された会社、ダウデュポン【DWDP】について、徹底分析していきます。こんにちは、アメリカ株で資産運用をしている☆しまじです☆

 目次

ダウデュポン【DWDP】とは

 ダウデュポン【DWDP】とは、アメリカのミシガン州ミッドランドに本社を構える、世界最大規模の科学薬品などを開発、製造販売している会社です。冒頭でも述べたように、2015年に、「ダウ・ケミカル」と「デュポン」が統合されてできた会社になります。つい最近ですね。

 主事業は、3つの部門から構成されています。

  1. 農業部門・・・肥料や防虫剤、種子など
  2. 素材化学部門・・・高性能材料、コーティング、特殊プラスチックなど
  3. 特殊産業部門・・・エレクトロニクス、食品など

 統合したばかりの、ダウデュポンですが、2019年6月1日までに、上記の3部門をそれぞれ、独立した会社として、事業分割する計画を進めています。新しく独立する会社名も決まっており、それぞれの部門で、

  1. 農業部門・・・Corteva Agriscience
  2. 素材化学部門・・・ダウ
  3. 特殊産業部門・・・デュポン

になる予定です。

 

ダウ・デュポン【DWDP】の企業情報

事業内容 : 肥料、防虫剤、種子

       高性能材料、コーティング、特殊プラスチック

       エレクトロニクス、食品、など

セクター : 素材

社名   : DowDuPont Inc

市場   : NYSE「ニューヨーク証券取引所」

従業員  : 98,000人

決算   : 12月

配当月  : 3,6,9,12月

 

30年間の株価推移

 ダウデュポン【DWDP】の株価の推移です。30年間の株価チャートがこちら。ちなみに、2016年までは、ダウ・ケミカル【DOW】のデータとなっています。

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 30年スパンで見ると、株価は上昇していますが、リーマンショック時の下落が、ハンパでないです。1年間で株価は、なんと1/10まで下がっています。ただし、その後の切返しは、とても早く、4~5年で元の株価に戻しています。

 結果論ではありますが、下落時も株式を保有し続ける事ができた方、そして、下落時に売却するのではなく、購入を選択できた方が、資産を増やすこととなりました。30年で見ると、大きく株価が上昇したわけではありませんが、3倍以上になっています。

 

売上高と利益の推移

 続いて、売上高と利益について、過去10年間の推移です。

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 売上は、500億ドル~600億ドルの範囲で、ほぼ一定で推移していますが、純利益と営業利益は2015年まで上昇後、下がってきています。2017年は、税制改革により、大きく純利益を下げている模様です。

 営業利益率は、決して高いとはいえず、それでも、ここ10年間で、一番の純利益を上げている2015年には、12%を超えるまでに上昇し、2017年で8%といったところです。

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資本の推移

 続いて、資本についてみていきます。過去10年間の推移がこちら。

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 2016年までは、ほぼ一定水準で推移しており、ダウ・ケミカルとデュポンが合併した後の、2017年には、総資産、および自己資本が2倍以上に膨れ上がっています。さらに自己資本率も上昇し、35%ほどから、50%超えるまでになっている状況です。

 

EPSとPERの推移

 次は、1株あたり利益「EPS」と株価収益率「PER」の過去10年間の推移になります。

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 2016年までは、発行株式数が約10億株程で推移していたため、1株あたり利益「EPS」は、純利益に比例した形となっています。その差は結構大きく、低い時は1ドル未満、そして、高い時は6ドルと、6倍以上の高低差があります。

 株価収益率「PER」は、株価が上昇する中、上がったり下がったりを繰り返していましたが、2017年の税制改革による純利益の急激な低下で、80倍にまで、上昇しています。

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BPSとBPRの推移

 続いて、1株あたり純資産「BPS」と株価純資産倍率「BPR」についてです。過去10年間のデータがこちら。

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 1株あたり純資産「BPS」は、20ドルでほぼ一定でした。ですが、2017年、合併により大きく資産を増やしたことで、3倍以上の60ドルまで増えています。

 逆に、株価純資産倍率「BPR」は、右肩上がりに上昇を続け、2.5倍まできていましたが、1.1倍に落ち着きました。

 

ROEとROAの推移

 株主資本利益率「ROE」と総資本利益率「ROA」の過去10年間の推移です。

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 一株あたり利益「BPS」と同じで、高い時と低い時の差が大きく出ています。また、2017年は、純利益の低下と、資産の増加にともない、株主資本利益率「ROE」と総資本利益率「ROA」は大きく下げています。

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配当金の推移

 気になる配当金と配当利回り、過去10年間の推移がこちら。

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 配当金は、業績により増配を止めて、減額する事もありました。ただ、業績が安定していれば、2011年以降のように、大きく増配を続けています。配当利回りは、リーマンショックで下がった後は、ほぼ3%で推移といったところです。

 続いて、配当性向を見てみましょう

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 配当性向については、大きな谷型となっています。利益をしっかりと上げている時であれば、配当性向は30%~50%あたりです。

 

キャッシュフローの推移

 最後に、キャッシュフローの推移になります。過去10年間のデータがこちら。

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 なかなかに多額な投資キャッシュフロー(40億ドル近く)でありながらも、毎年しっかりとフリーキャッシュをプラスとしています。安定した財務状況です。

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まとめ

 さまざまな指数により、ダウデュポン【DWDP】を分析しました。2016年までは、ダウ・ケミカル【DOW】の業績にて分析していますが、資本とキャッシュフローについては、安定した状況です。ただ、営業利益と純利益の高低がある為、それぞれの財務指標も、高低のあるグラフとなっています。

 将来的には、3つの部門を、それぞれの会社として分割することを検討しており、これからも、様々な変化がありそうです。

 それではっ

 ダウデュポン【DWDP】は、工業株30種平均株価の採用銘柄です。

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