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ゴールドマン・サックス【GS】を徹底分析【2018年版】アメリカ大手の投資銀行

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 アメリカを代表する投資銀行である、ゴールドマン・サックス【GS】について、徹底分析していきます。こんにちは、アメリカ株で資産運用をしている☆しまじです☆

 目次

ゴールドマン・サックス【GS】とは

 ゴールドマン・サックス【GS】とは、アメリカのニューヨーク州に本社を置く、金融会社です。リーマンショック時、株価が大きく売られて窮地に陥った時に、ウォーレン・バフェット率いるバークシャー・ハサウ ェイが、ゴールドマン・サックスに50億ドルの投資をしたことでも、有名です。その後、ウォーレン・バフェットが巨額の富を手に入れたことは、言うまでもありません。

 会社の歴史は非常に古く、1869年にまで遡ります。この年に、バイエルン王国のユダヤ人である、マーカス・ゴールドマンが信用手形引受をはじめたことが、始まりだとされています。後に、マーカスの娘婿である、サム・サックスが共同経営者になったことにより、両者の名前を取って、ゴールドマン・サックスと命名されました。

世界における、名門投資銀行としての地位を築いており、株価の割高や割安を判断する、株価収益率である、PERをつくったのも、この、ゴールドマン・サックスになります。 

 

ゴールドマン・サックス【GS】の企業情報

事業内容 : 投資銀行、証券、資産運用事業

       財務再編アドバイス、仲介、融資、投資アドバイス など

セクター : 金融

社名   : Goldman Sachs Group,Inc.

市場   : NYSE「ニューヨーク証券取引所」

従業員  : 34,000人

決算   : 12月

配当月  : 3,6,9,12月

 

20年間の株価推移

 ゴールドマン・サックス【GS】の株価の推移です。20年間の株価チャートがこちら。

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 非常に上がり下がりが大きいチャートになっています。一番、株価が大きく動いたのが、2018年11月に約250ドルを記録した後の、リーマンショックにおける大幅な下落で、1年ほどかけて、株価はなんと200ドル近くまで下げています。

 半端ではない下げで、時価総額1,125億ドルから、260億ドル近くにまで減少しました。約75%以上の低下と、経営危機に陥ります。その後は、先にも述べたとおり、ウォーレン・バフェットの投資もあり、現在は、下落前の株価水準まで戻しています。

 

売上高と利益の推移

 続いて、売上高と利益について、過去10年間の推移です。

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 売上高は、リーマンショックの後の2009年に、ピークの452億ドルを記録した後は、300億ドル近辺で推移している状況です。純利益についても、同じような動きであり、2010年以降は、40億~80億ドルの間で、推移といった状況となっています。

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資本の推移

 続いて、資本についてみていきます。過去10年間の推移がこちら。

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 とてつもない額の総資産を保有しており、その額は、なんと約9,000億ドル、日本円にして、約100兆円(為替1ドルあたり112.5円)にも上ります。また、ほぼ同水準にて推移している状況です。

 それに対し、自己資本は、644億ドルから822億ドルまで、徐々に増えてきていますが、総資産が多い為、自己資本比率は7~10%の間と、数値的には低い値となっています。

 

EPSとPERの推移

 次は、1株あたり利益「EPS」と株価収益率「PER」の過去10年間の推移になります。

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 保有株数は、2008年の4.6億株数を、2010年に5.9億株数まで増やした後、徐々に減らしていき、2017年には4.1億株数となっています。そのような中、1株あたり利益「EPS」は、純利益と同じような変動での動きです。

 また、株価収益率「PER」については、株価の上昇に伴い、2012年以降上がり続け、約25倍と、これまでに対し割高な状況になっています。

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BPSとBPRの推移

 続いて、1株あたり純資産「BPS」と株価純資産倍率「BPR」についてです。過去10年間のデータがこちら。

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 純資産の増加に伴い、1株あたり純資産「BPS」も右肩上がりで上昇していっています。株価純資産倍率「BPR」については、株価が上昇している中でも、2017年で1.3倍とまだまだ、割安といえるのではないでしょうか。

 

ROEとROAの推移

 株主資本利益率「ROE」と総資本利益率「ROA」の過去10年間の推移です。

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 他のアメリカ企業と比較すると、株主資本利益率「ROE」は低く、2017年には、6%を割りました。また、総資本利益率「ROA」については、総資産の額が非常に大きい為、極端に低い値であり、1%を切るような状況です。

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配当金の推移

 気になる配当金と配当利回り、過去10年間の推移がこちら。

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 配当金は、2009年から2010年に一度下げていますが、その後は順調に増配を続けてます。ただ、株価も上昇を続けているため、配当利回りは1.4%を超えない中での推移となっています。

 もし、2008年に株を購入していたとしたら、現在の配当利回りは、3.61%となります。

 続いて、配当性向を見てみましょう

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 増配を続けている中においても、配当性向は低めで推移しており、まだまだ余裕を持った中での増配となっています。

 

キャッシュフローの推移

 最後に、キャッシュフローの推移になります。過去10年間のデータがこちら。

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 キャッシュフローについては、投資キャッシュフローの増減が大きく、ここ10年間で3度、マイナスとなっており、それに伴いフリーキャッシュフローも大きく増減を繰り返しています。総資産と比較すると、対して大きくない金額ではありますが、キャッシュフローの推移については、決して良いとはいえない状況です。

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まとめ

 さまざまな指数により、ゴールドマン・サックス【GS】を分析しました。安定した売上高と純利益、そして上昇している株価と配当金。さらに巨額の総資産を保有している企業です。ただ、キャッシュフローについては、安定した様子は見られず、といったところです。

 高いスキルを持った社員は年俸制で高額な給料をもらえる一方で、業績が残せない場合は退職(解雇?)となるなど、とても厳しい環境とのうわさがあり企業であり、また、投資銀行の老舗であるゴールドマン・サックス。これからも存在感を示していく企業になるのではないでしょうか。

 それではっ

 ゴールドマン・サックス【GS】は、工業株30種平均株価の採用銘柄です。

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