しまじろうの資産運用

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スリーエム【MMM】を徹底分析【2018年版】様々な事業へ展開している、アメリカの化学・電気素材メーカー

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 高機能材料や、化学・電気素材について、様々な製品を世界に展開しているメーカー、スリーエム【MMM】について、徹底分析していきます。こんにちは、アメリカ株で資産運用をしている☆しまじです☆

 目次

スリーエム【MMM】とは

 スリーエム【MMM】とは、世界的な、化学・電気素材メーカーです。開発製造している製品は多業種、多岐にわたり、すべてを語りだすととてつもない量になりますが、普段の生活で有名なのは、付箋の「ポスト・イット」や「スコッチテープ」等ではないでしょうか。あと、工場向けのマスクや砥石なんかも有名ですね。

 もともとの、2002年までの社名は、「Minnesota Mining & Manufacturing Co.」ミネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチュアリング社であり、それぞれの頭文字であるM3個をとって、スリーエム「3M Company」と名付けられました。

 本社は、アメリカのミネソタ州セントポール郊外のメープルウッドにあります。日本では、住友電気工業と日本電気の合併会社「住友スリーエム」が設立されましたが、その後、スリーエムが100%子会社化し、「スリーエム ジャパン」となっています。2014年の事です。

 

スリーエム【MMM】の企業情報

事業内容 : 素材(化学・電気)

       ビニール、ポリエステル、フィルム関係、粘着テープ、付箋、など

セクター : 資本財

社名   : 3M Co

市場   : NYSE「ニューヨーク証券取引所」

従業員  : 91,500人

決算   : 12月

配当月  : 3,6,9,12月

 

30年間の株価推移

 スリーエム【MMM】の株価の推移です。30年間の株価チャートがこちら。

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 トータルで見ると、30年間、全般的に上昇を続けています。30年前の株価が、約15ドル。現在の株価が213ドルなので、約14倍以上の株価上昇です。

 その中で、株価を下げたのは、リーマンショック時と、今年に入ってからのVIXショック。今年の1月に、260ドルまで急上昇していた株価が、3ヶ月ほどで190ドル近くまで落ち込みました。なかなかにインパクトのある下がり方をしています。その後は、少しづつ持直している様子です。

 

売上高と利益の推移

 続いて、売上高と利益について、過去10年間の推移です。

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 安定につきます。売上げ、営業利益、純利益ともに、緩やかに上昇を続けており、営業利益率も、常に20%オーバーと、すこぶる良好な状況を続けています。

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資本の推移

 続いて、資本についてみていきます。過去10年間の推移がこちら。

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 総資産と自己資本は、2013年までは上昇傾向にありましたが、その後は、総資産については、ほぼ同水準。自己資本については減少傾向にあり、自己資本比率も、50%から30%まで減少してきています。

 

EPSとPERの推移

 次は、1株あたり利益「EPS」と株価収益率「PER」の過去10年間の推移になります。

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 1株あたり利益「EPS」は、純利益の増加と、2010年以降では保有株数の減少(7.26億株数→6.13億株数)により上昇傾向となっています。

 対し、株価収益率「PER」は、利益以上に株価が上昇を続けており、15倍~20倍程度で推移していましたが、2017年には、35倍程度まで急上昇となりました。

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BPSとBPRの推移

 続いて、1株あたり純資産「BPS」と株価純資産倍率「BPR」についてです。過去10年間のデータがこちら。

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 保有株式数を減らしていますが、自己資本の低下により、2013年以降、1株あたり純資産「BPS」は減少しており、レンジとしては15ドル~25ドルの間で推移といったところでしょうか。

 逆に、株価純資産倍率「BPR」は、2012年以降、上昇を続け、4倍から15倍近くまで上昇しています。2017年に、一気に割高感が増しています。

 

ROEとROAの推移

 株主資本利益率「ROE」と総資本利益率「ROA」の過去10年間の推移です。

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 株主資本利益率「ROE」および、総資本利益率「ROA」については、好調な状況が継続して続いています。基本的に、アメリカ企業には、資本に対する利益率が非常に高いように感じます。自己資本が減少したとはいえ、2014年~2017年の「ROE」は、なんと40%超をえてます。

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配当金の推移

 気になる配当金と配当利回り、過去10年間の推移がこちら。

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 連続増配企業として名の知れているスリーエムだけあって、リーマンショック時においても、少しずつですが増配を続けています。特に、2014年からは、増配率が上昇し、ここ10年間で約2.5倍になっています。株価の上昇に伴い、配当利回りは下がっていますが、もし、2008年に株を購入した場合の、現在の配当利回りは、なんと8.16%にもなります。増配銘柄の魅力ですね。

 続いて、配当性向を見てみましょう

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 配当性向についても、利益が安定しているだけに、安定といったところです。2014年以降の増配率の上昇により、40%から60%程まで上昇してきています。

 

キャッシュフローの推移

 最後に、キャッシュフローの推移になります。過去10年間のデータがこちら。

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 キャッシュフローについても、すこぶる順調に推移しています。投資キャッシュフローは、約15億ドル程で推移する中、フリーキャッシュフローが40億ドルから50億ドルを確保しており、良好な財務状況です。

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まとめ

 さまざまな指数により、スリーエム【MMM】を分析しました。ここ10年間においては、自己資本が少しづつ減少をしているだけで、他の指数はすべて順調に上昇傾向にあり、安定した経営状況だといえそうです。ただ、株価が急騰しており、割高感が増していましたが、今年に入ってのVIXショックにより、一度大きく下げています。

 今後も、成長を続けながら増配も続けていって欲しいところです。

 それではっ

 スリーエム【MMM】は、工業株30種平均株価の採用銘柄です。

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