しまじろうの資産運用

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メルク【MRK】を徹底分析【2018年版】世界第2位の売上げを誇るアメリカの製薬会社、ドイツではなく

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 以前、世界第1位の売上げを誇るファイザー【PFE】について、企業分析をしましたが、今日は、世界第2位の売上げを誇るメルク【MRK】について、徹底分析していきます。こんにちは、アメリカ株で資産運用をしている☆しまじです☆

 目次

メルク【MRK】とは

 メルク【MRK】とは、アメリカのニュージャージー州に本社を置く、製薬会社です。実は、ドイツにも医薬メーカーのメルクがあります。ただ、この2社は遠い昔、元は一緒でしたが、現在はまったく別の企業として成り立っています。

 時代はずいぶんとさかのぼり、ドイツのメルクが出来たのが、なんと1668年になります。日本では、江戸時代。第4代将軍である徳川家綱が、征夷大将軍の時の話です。こんな昔からの企業が、現在の最先端の技術を持った企業として、成功しているのですね。会社をつくったのは、フリードリッヒ・ヤコブ・メルコ。道理で、名前がメルコと言うわけです。

 その後、1887年、メルコはニューヨークにアメリカ子会社を設立しました。その後、第1次世界大戦をきっかけに、アメリカ政府に強制的に取り上げられ独立し、アメリカのメルコが誕生しました。

 

メルク【MRK】の企業情報

事業内容 : 医薬品、ワクチン、動物用薬品

       ペット用ワクチン、抗ヒスタミン剤、便秘薬など

セクター : ヘルスケア

社名   : Merck & Co Inc

市場   : NYSE「ニューヨーク証券取引所」

従業員  : 69,000人

決算   : 12月

配当月  : 1、4、7、10月

 

30年間の株価推移

 メルク【MRK】の株価の推移です。30年間の株価チャートがこちら

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 この30年間で、ピークの91ドルを超えたのは、2001年。わずか10年ほどで、株価は10倍ほどに急上昇しました。その後、時間をかけて株価は下がっていき、一度戻ろうとしますが、リーマンショックで再び下がります。

 それからは、順調に株価を上げていき、現在の70ドル超えまできました。あと少しで、ピークの時の90ドルに届きそうな勢いです。

 

売上高と利益の推移

 続いて、売上高と利益について、過去10年間の推移です。

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 売上は、2009年にシェリング・プラウを買収し、400億ドルを超えました。その後、2011年以降は、少しづつ減少しています。

 営業利益と純利益は、増えたり減ったりと、あまり安定してはいません。ただし、営業利益率は高めで、2010年を除いては、15%以上をキープしています。

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資本の推移

 続いて、資本についてみていきます。過去10年間の推移がこちら。

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 売上同様に、シェリング・プラウを買収した後は、大きく資産を増やしました。それからは、毎年、総資産および自己資本は減少しています。

 下がっているとはいうものの、自己資本比率は、50%から40%と、かなり高めの数値です。

 

EPSとPERの推移

 次は、1株あたり利益「EPS」と株価収益率「PER」の過去10年間の推移になります。

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 発行株式数を、2009年の23億株数から、2010年に30億株数まで増やしており、さらに、純利益がぐんと下がったため、1株あたり利益「EPS」も2010年に、大きく下がりました。その後は、発行株数を毎年減らし続けていますが、純利益の減少の方が大きく、右肩下がりとなっています。

 株価収益率「PER」については、2010年を除いて見てみると、20倍ほどで推移していましたが、株価の上昇とともに2014年から上昇を始め、現在、65倍まで上がってきています。「PER」だけみると、かなり割高な状況になってきている様子です。

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BPSとBPRの推移

 続いて、1株あたり純資産「BPS」と株価純資産倍率「BPR」についてです。過去10年間のデータがこちら。

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 1株あたり純資産「BPS」は、発行株数を毎年減らしているものの、自己資本の減少により、右肩下がりとなっています。対し、株価は上昇を続けているため、株価純資産倍率「BPR」は、上昇を続け、現在、4.5倍ほどまで上がってきており、以前よりは、割高といったところでしょうか。

 

ROEとROAの推移

 株主資本利益率「ROE」と総資本利益率「ROA」の過去10年間の推移です。

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 全体的にみると、数値は下がってきている様子です。こうしてみると、シェリング・プラウを買収する前の方が、株主資本利益率「ROE」、そして 総資本利益率「ROA」ともに、良い値を出しているようにも見えます。

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配当金の推移

 気になる配当金と配当利回り、過去10年間の推移がこちら。

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 配当金は、2011年から増配をはじめ、きれいな右上がりとなっています。ただし、増配以上に株価が上昇を続けており、3%を超えたあたりで推移しています。

 では配当性向を見てみましょう

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 2010年を省いて見ていきます。2014年の43%が低めではありますが、その後は、100%オーバーを続けており、2017年では217%にまでなっています。

 それでも、増配を止めてはいないので、まだ、余力を持っていると言えそうです。

 

キャッシュフローの推移

 最後に、キャッシュフローの推移になります。過去10年間のデータがこちら。

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 安定したキャッシュフローではありませんが、20億ドルほどの投資キャッシュフローを、毎年使いながら、しっかりとフリーキャッシュフローは、プラスになっています。

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まとめ

 さまざまな指数により、メルク【MRK】を分析しました。古い歴史を持つ成熟企業として、他の企業を買収したり、売上と利益が上がったり、下がったりを繰り返している状況です。

 ここ何年かは、株価の上昇と増配を続けており、今後、どのように事業展開していくかが、将来の成長に影響してくるのではないでしょうか。

 それではっ

 メルク【MRK】は、工業株30種平均株価の採用銘柄です。

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