こんにちは、アメリカ株で資産運用している☆しまじです☆
今回は、マイクロソフト「MSFT」について、いろいろな指数で分析していきます。
目次
- マイクロソフト【MSFT】とは
- マイクロソフト【MSFT】の企業情報
- 30年間の株価推移
- 売上高と利益の推移
- 資本の推移
- EPSとPERの推移
- BPSとBPRの推移
- ROEとROAの推移
- 配当金の推移
- キャッシュフローの推移
- まとめ
マイクロソフト【MSFT】とは
パソコンを触ったことがある人であれば、必ずと言っていいほど知っていると思います。それが、マイクロソフト【NSFT】。
パソコンを動かすためのオペレーティングシステム「OS」の製造販売をしています。いわゆる、ウィンドウズ「Windows」やエクセル「Exel」、ワード「Word」など。これらがないと、仕事にならないですよね。
1975年に、ビル・ゲイツとポール・アレンらによって設立されました。2人とも、今ではものすごい資産家となっています。実は、ゲーム機「Xbox」をつくったのも、マイクロソフト【MSFT】なんです。
マイクロソフト【MSFT】の企業情報
事業内容 : パソコンのオペレーティングシステム「OS」
ゲーム製品、ソフトウェア、ハードウェア
セクター : テクノロジー
社名 : Microsoft Corporation
市場 : NASDAQ「ナスダック証券取引所」
従業員 : 124,000人
決算 : 6月
配当月 : 3,6,9,12月
30年間の株価推移
マイクロソフト【MSFT】の株価の推移についてです。30年間の株価チャートがこちらになります。
30年前、株価は、0.35ドルでした。当時、ここまで成長すると予想できた人はいたでしょうか。今年に入ってから、調整期間に入っても、グングンと株価を上昇させ、110ドル付近まできています。なんと約316倍!
もし、当時に100万円の株を持っていたら、今頃は3億円!宝くじ並ですね。
トータルで見ると、完全な右肩上がりですが、大きく値を上げているのは、2回。2000年から2015年の15年間は、ほとんどボックス相場でした。市場で生き残るためには、長期投資が最適解の一つであるのもうなずけます。
売上高と利益の推移
続いて、売上高と利益について、過去11年間の推移です。
売上は、株価の上昇と同じで、右肩上がりに増えていき、2018年の決算では、1,100億を超えました。ただ、営業利益と純利益は、簡単には右肩上がりにいかないようです。営業利益率も、2018年には改善されましたが、少しずつ減少してきている様子。簡単には、儲けさせてくれない世の中になってきています。
資本の推移
続いて、資本についてみていきます。過去11年間の推移がこちら。
総資産が、すごい勢いで増え続けています。この10年間で3倍以上にも。自己資本も少しづつ増えていってはいますが、総資産の増加には追い付かず、50%を超えていた自己資本比率は、30%程まで落ちています。
EPSとPERの推移
次は、1株あたり利益「EPS」と株価収益率「PER」の過去11年間の推移になります。
1株あたり利益「EPS」は、1.5~2.5ドルの間で、行ったり来たりといったところでしょうか。発行株式の数も、純利益もほぼ横ばいといったところです。
対し、株価収益率「PER」は、株価とともに上昇を続け、現在では、45倍程になっています。以前に比べると、ずいぶんと割高な株価になりました。今年に入っても、株価の上昇には、目を見張るものがあります。
BPSとBPRの推移
続いて、1株あたり純資産「BPS」と株価純資産倍率「BPR」についてです。過去11年間のデータがこちら。
1株あたり純資産「BPS」は、発行株式数の変動がほとんどない中、純利益の増加にともない、右肩上がり。株価純資産倍率「BPR」は、やはり、株価の上昇とともに大きく上がり、約9倍超えと、高めの数値となっています。
ROEとROAの推移
株主資本利益率「ROE」と総資本利益率「ROA」の過去11年間の推移です。
株主資本利益率「ROE」と、総資本利益率「ROA」と、全体的に下がっている形となっています。利益の上昇よりも、資産の増加の方が大きいといった様子です。
ただし、一番「ROE」が低い2015年でも、その数値は、15%と、値としては十分な数値。
配当金の推移
気になる配当金と配当利回り、過去11年間の推移がこちら。
配当金は、確実に増配を続けています。同時に株価も上昇していったため、配当利回りは、2.5%程で安定していましたが、2017年2018年と、増配以上の株価上昇で、配当利回りは、1.5%近くまで落ち着いている状況です。
では、配当性向はどうでしょう。
配当性向は、2008年の20%台から上昇していき、2018年には80%近くまできています。結構厳しい数値となってきています。
キャッシュフローの推移
最後に、キャッシュフローの推移になります。過去11年間のデータがこちら。
キャッシュフローについては、順調に成長を続ける企業としてのお手本となるような形ではないでしょうか。投資キャッシュフローを増やしながらも、フリーキャッシュフローもしっかり増えていっています。
まとめ
さまざまな指数により、マイクロソフト【MSFT】を分析しました。今年の2月からの株価調整期間に入った時でさえ、まったく下がる気配を見せずに株価の上昇を続けている、マイクロソフト【MSFT】。
業績や評価も高く、まだまだ安定して株価は上昇を続けていく様子ですが、株価収益率「PER」や株価純資産倍率「BPR」の数値がずいぶんと上昇しており、配当性向もかなり高めとなっているのも、現状です。でも、今後の成長に期待ですね♪
それではっ
工業株30種平均株価のまとめになります。