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パーカー・ハネフィン【PH】を徹底分析【2018年版】駆動をコントロールする工業製品を製造している世界のトップ企業

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駆動をコントロールする工業製品を製造している世界のトップ企業、パーカー・ハネフィン【PH】について、徹底分析していきます。こんにちは、アメリカ株で資産運用をしている☆しまじです☆

 目次

パーカー・ハネフィン【PH】とは

パーカー・ハネフィン【PH】とは、約100年前、1917年3月13日、アーサー・L・パーカーが、カールとともに、オハイオ州クリーブランドの小さなロフトに、パーカー・アプライアンス・カンパニーを設立したのが、始まりです。当時、トラック、列車、バス向けの空気圧ブレーキシステムや、航空機向けの工業製品を製造していました。

 その後、8,000件を超える特許を取得するなど、100年をかけて成長を続けていき、現在では、航空宇宙、気体制御、電気機械、ろ過、流体制御、油圧、そしてシーリングなどの分野(6つの製品グループで構成)において、主にモーションにおいて、制御技術に関する製品を製造しています。

 また、事業範囲は世界中に広がっており、50ヶ国において、336個の製造拠点を持ち、流通ネットワークは13,000拠点にも及びます。

 そして、62年間の間増配を続けている企業、そう、配当王でもあります。

2018年9月の配当王一覧

 パーカー・ハネフィン【PH】の事業は、6つのグループで構成されています。

航空宇宙グループ

 その1、航空宇宙グループ。航空や宇宙に関連するパーカー・エアースペースは、商業輸送、ヘリコプター、一般航空、そして軍用航空、宇宙関連向けに、制御作動機器、油圧・燃料制御機器、潤滑システム、エアー制御機器などを開発、製造しています。

工業材料グループ

 その2、工業材料グループ。工業材料グループは、高度なシーリングデバイスと、その材料を開発、製造しています。より厳しい公差、より高い温度、そしてさまざまな化学薬品にも対応可能な、高い技術を持っています。

ろ過グループ

 その3、ろ過グループ。ろ過グループは、燃料、作動油、圧縮空気、流体、そして水をろ過、分離するための浄化システムを開発、製造しています。

流体コネクタグループ

 その4、流体コネクタグループ。流体コネクタグループは、チューブ継手、ホース、ホース継手、バルブ、カップリングなど、流体を制御する製品の開発と製造をしています。

計装グループ

 その5、計装グループ。計装グループは、分析機器を開発、製造しているグループです。石油、ガス、発電、水分析、バイオ医療薬品、半導体関連の高品質で高純度な部品を設計しています。

モーションシステムグループ

 最後に、その6、モーションシステムグループ。モーションシステムグループは、油圧式、空圧式、そして電気式の動きを制御するシステム(アキュムレータやシリンダーなど)の開発と製造をしています。

 

パーカー・ハネフィン【PH】の企業情報

事業内容 : モーションコントロール製品の製造
       冷却、空調システム、流体機器の製造
セクター : 資本財
社名   : Parker Hannifin Corp
市場   : NYSE「ニューヨーク証券取引所」
従業員  : 57,170人
決算   : 6月
配当月  : 2,5,8,11月

 

30年間の株価推移

パーカー・ハネフィン【PH】の株価推移です。30年間の株価チャートがこちら。f:id:shimajirou37:20181226222636j:plain ここ30年間で、最も株価を下げたのが、なんと、今年、2018年。211ドルまで上がった株価が、141ドルにまで下がっています。(その後、少し戻してますが)その額は、70ドル。時価総額いうと、95億ドルも減っている状況です。FAANG銘柄の時価総額の減り方に比べれば、少ないのかもしれませんが、半端でない額。

 続いて、大きく下げたのは、リーマンショックの2008年。この時は、50ドル程の下げになっており、工業関連が、大きな打撃を受けた時期になります。日本でも、ものすごく仕事がなくなった時期ですね。

 ただ、こうした大きな下落がある中でも、トータルでは、株価は30年で17倍になっており、確実に成長を続けている企業といえます。
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売上高と利益の推移

 続いて、売上高と利益について、過去10年間の推移です。f:id:shimajirou37:20181229184256j:plain 波はあるものの、売上は上がっていっている状況です。営業利益率も、さして悪くなく、2018年には最も高い13%にまで上げてきています。工業製品で利益を得る為には、ブランド力と、競合先に対する付加価値(例えば、仕様的に勝っているなど)が必要であり、価格対応だけで売上げを上げるのではなく、商品価値を十分に持っているメーカだといえます。

 

資本の推移

 続いて、資本についてみていきます。過去10年間の推移がこちら。f:id:shimajirou37:20181229184747j:plain2015年、2016年と減少しましたが、総資産は右肩上がりの状況です。ピークの2017年には155億ドルまで上昇しています。対し、自己資本はほぼ同水準で推移しており、自己資本比率は減少傾向にあります。

 

EPSとPERの推移

 次は、1株あたり利益「EPS」と株価収益率「PER」の過去10年間の推移です。f:id:shimajirou37:20181229185117j:plain 1株あたり利益「EPS」は、リーマンショック後の2009年と2010年が3ドル超え位でしたが、その後は上昇し、2018年には8ドル近くにまできています。

 また、株価収益率「PER」については、ゆるやかに上げてきており、20倍を超えてきました。純利益が2011年からほぼ同水準で推移している中での株価上昇であり、割高感は増してきている様子はあります。f:id:shimajirou37:20181224215242j:plain

 

BPSとBPRの推移

 続いて、1株あたり純資産「BPS」と株価純資産倍率「BPR」についてです。過去10年間のデータがこちら。f:id:shimajirou37:20181229185631j:plain 自己資本が大きく増加していない中、発行株式数を減少させている(2009年1.63億株から2018年1.35億株)為、1株あたり純資産「BPS」は、上昇しており、2018年には、40ドルを超えてきました。
 また、株価純資産倍率「BPR」は、株価の上昇に伴い上がってきており、1.6倍から4倍を超えるところまで上昇してきています、割高感が増しています。

 

ROEとROAの推移

 株主資本利益率「ROE」と総資本利益率「ROA」の過去10年間の推移です。f:id:shimajirou37:20181229190305j:plain 株主資本利益率「ROE」、総資本利益率「ROA」ともに、かなり良い数値を毎年継続しています。株主資本利益率「ROE」については、各年10%を超えており、リーマンショック後の2011年からは、15%超えを継続しています。
 総資本利益率「ROA」についても、ある程度の波はあるものの、安定しています。f:id:shimajirou37:20181224215257j:plain

 

配当金の推移

 気になる配当金と配当利回り、過去10年間の推移がこちら。f:id:shimajirou37:20181229190605j:plain ここ10年で見ると、なかなかの増配率です。2009年の1株あたり1ドルから、10年後には、2.7倍にまでなっています。それでも、株価の上昇により、配当利回りは、1.5~2.0%の間で推移といったところです。

 もしも10年前に株を購入していたとすると想定した場合、現在の配当利回りは、6.48%と、かなりの高配当となっていました。リーマンショック後、購入していた投資家は、かなりのやり手投資家といえるでしょう。
 続いて、配当性向を見てみましょうf:id:shimajirou37:20181229191134j:plain これだけの増配を続けていながら、配当性向はかなり低い値をキープ。最も高かった2016年で約43%であり、今後の増配にも余裕を感じます。

 

キャッシュフローの推移

 最後に、キャッシュフローの推移になります。過去10年間のデータがこちら。f:id:shimajirou37:20181229191406j:plain キャッシュフローは、ものすごく安定しています。フリーキャッシュフローも、ここ10年間は10億ドルをキープしていますし、投資キャッシュフローについても、全然まかなえている範囲です。

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まとめ

 さまざまな指数により、パーカー・ハネフィン【PH】を分析しました。工業関連の企業は、景気のあおりを非常に受けやすく、リーマンショック時、そしてチャイナショック時と、不況時には、株価、売上、そして資本のすべてがマイナス側に振れてしまう傾向があります。

 そうした中、十分な余裕を持った配当性向の中での大幅な増配と、安定したフリーキャッシュフローには、とても魅力を感じる企業です。
これからも、連続増配記録更新、期待してます♪
 それでは☆彡

 

パーカー・ハネフィン【PH】は、50年以上に渡り増配を続けている、配当王銘柄ですっ

www.shimaji-amekabu.com

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