しまじろうの資産運用

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ベライゾン・コミュニケーションズ【VZ】を徹底分析【2018年版】ワイヤレスを得意とするアメリカ最大の通信会社

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 遠く離れた人と話をする。昔では魔法のような事が、現代社会では当たり前のように出来ています。通信技術は、なくてはならないものとなっています。アメリカで、その通信業界最大手の企業、ベライゾン・コミュニケーションズ【VZ】について、徹底分析していきます。こんにちは、アメリカ株で資産運用をしている☆しまじです☆

 目次

ベライゾン・コミュニケーションズ【VZ】とは

 ベライゾン・コミュニケーションズ【VZ】とは、アメリカのニューヨーク州マンハッタンに本社を置く、アメリカ最大手の通信企業です。日本で言うなら、NTTドコモのような存在ですね。

 1983年に設立されたベル・アトランティックが元の会社で、1998年に、GTE(ゼネラル・テレフォン・アンド・エレクトロンズ)を買収することで誕生したのが、ベライゾン・コミュニケーションズになります。

 子会社のベライゾン・ワイヤレスは、アメリカに住んでいる人口の内、約1億1千万人の携帯電話加入者を持っており、アメリカの人口がだいたい3億3千万人ほどなので、3人に1人は、ベライゾンと契約をしている状況なんですね。 

ベライゾン・コミュニケーションズ【VZ】の企業情報

事業内容 : 通信サービス

       携帯端末販売、ブロードバンド、コンテンツ配信

       固定電話、インターネット接続 他

セクター : 通信

社名   : Verizon Communications Inc

市場   : NYSE「ニューヨーク証券取引所」

従業員  : 155,400人

決算   : 12月

配当月  : 2,5,8,11月

30年間の株価推移

 ベライゾン・コミュニケーションズ【VZ】の株価の推移です。30年間の株価チャートがこちら

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 時間をかけて、株価が上がったり下がったりを繰り返している株価推移となっています。インターネット・バブルである1999年から2000年に、最高値の約67ドルをつけています。その後は、リーマンショックの下落が、それほどでもないように見える、大きな下落(2倍以上)を、インターネットネットバブルが弾けた時に、経験してました。2011年以降は、他の銘柄と同様に、少しずつ株価を戻していっている状況です。

 55ドルを頭に、上がり下がりをしている、ボックス相場のようにも見えます。 

売上高と利益の推移

 続いて、売上高と利益について、過去10年間の推移です。

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 売上高、営業利益、そして純利益、すべてが毎年増え続けています。多少でこぼこはありますが。2008年は、純利益マイナスでしたが、大きく回復しています。営業利益率においても、20%を超える値へと成長。日本もそうですが、通信業界は、しっかり稼げる業界なのかもしれません。

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資本の推移

 続いて、資本についてみていきます。過去10年間の推移がこちら。

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 総資産は、2,000ドルオーバーで推移しています。莫大な資産を持っています。対し、自己資本は、2013年を境に急激に減らしていますね。ホーム・デポ【HD】と同じで、故意的に自己資本を減らしていっている、戦略的なものを感じます。プロの経営戦略なのでしょうか。自己資本比率は、一時期、5%近くまで下がっています。ホーム・デポ【HD】は3%まで下がっていました。

 ホーム・デポ【HD】の徹底分析はこちら 

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EPSとPERの推移

 次は、1株あたり利益「EPS」と株価収益率「PER」の過去10年間の推移になります。

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 1株あたり利益「EPS」について、2008年は赤字のためマイナスですが、次の年からはプラスに転じています。とくに、2013年以降は大きく上昇に転じています。純利益を増やしている証拠ですね。

 株価収益率「PER」については、2012年、純利益が9億円と大きく下がったため、PERが140倍近くまで上昇しています。半端じゃなく割高。ですが、その後は利益を上げることで、2017年には、7倍程度までと落ち着いている状況です。

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BPSとBPRの推移

 続いて、1株あたり純資産「BPS」と株価純資産倍率「BPR」についてです。過去10年間のデータがこちら。

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 1株あたり純資産「BPS」は、自己資本の保有に比例した形となっています。同様に、株価純資産倍率「BPR」にも、影響を与え、2014年には、なんと16倍まで上がり、その後、2017年には、5倍と落ち着いています。 

ROEとROAの推移

 株主資本利益率「ROE」と総資本利益率「ROA」の過去10年間の推移です。

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  自己資本が大きく変わると、データがものすごく分析しにくくなってしまいます。株主資本利益率「ROE」は、自己資本を下げ始めた2013年から極端に上昇し、2015年には100%超えとなっています。

 総資産利益率「ROA」でみていきましょう。こちらは、利益の増加とともに増えていき、2017年には、約11.7%にまで改善。総資産に対する利益は、十分に良好な数値になってきている状況です。

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配当金の推移

気になる配当金と配当利回り、過去10年間の推移がこちら。

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 配当金は、順調に右肩上がりで増え続けています。計画的ですね。そして、配当利回りは、安定しており、5%を超えるところから、4%超えの間で推移といったところです。株主に対して、高めの配当を出し続けています。

 続いて配当性向です。

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 利益が低かった2012年には、なんと配当性向が約660%になっています。それでも、増配を止めずに続けれているところは、大企業の余裕を感じます。その後は、順調に利益が増えてきたため、2017年で約32%にまで落としています。

 このままの利益を確保できるのであれば、今後の増配も問題なさそうです。 

キャッシュフローの推移

 最後に、キャッシュフローの推移になります。過去10年間のデータがこちら。

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 通信業界は、投資に多くの資金を使う様です。2015年には、約280億ドルもの資金が、投資キャッシュフローとして使われていますが、それでも、この10年間、しっかりとキャッシュフローを確保しています。

 利益がマイナスになったり、増配を毎年続けたりという中でも、キャッシュフローは常に十分なプラスとしています。

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まとめ

 さまざまな指数により、ベライゾン・コミュニケーションズ【VZ】を分析しました。アメリカで、最も多くの携帯ユーザ加入数を誇るベライゾン。毎年の着実な増配と、フリーキャッシュフローの確保には、しっかりとした計画的な経営方針と、財務状況を見て取れます。

 また、2013年にはボーダフォンを子会社にし、2017年には、あのヤフーを買収しました。これから先も、まだまだ成長を続けていきそうな企業ですね ♪

 それではっ

 ベライゾン・コミュニケーションズ【VZ】は、工業株30種平均株価の採用銘柄です。

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