こんにちは、第2種電気工事士の合格を目指している☆しまじです☆
第2種電気工事士試験合格への道、第64回。今回は、電灯配線図の書き方についての内容になります。
目次
電灯配線図
電灯に明かりをつけたり、消したりするための、配線の接続方法について、学んでいきます。配線の表記の仕方には、次の2つのパターンあります。
- 単線図 : 電気図面に記載されているものです。
- 複線図 : 実際に電線をどのように配線図するかを詳しく記したものです。
通常、電気図面には単線図で表記されていますので、図面を見ながら配線工事をする際には、すべてを複線図に書き直すことができないと、工事を施工することができません。
では、いろいろな電灯配線図について、単線図と複線図の両方を見ていきましょう。
単極スイッチ
スイッチ1個で、電灯1灯を点滅させる回路です。
単線図 | 複線図 |
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黒点は、電線の接続点です。
イの点滅器(スイッチ)を入り切りすると、イのシーリングライトが連動して、ついたり消えたりする回路です。単純明快ですね。
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ちなみに、シーリングライトとは、上のようなライトのことです。
続いて、スイッチ1個で、電灯2灯を点滅させる回路です。
単線図 | 複線図 |
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2灯をスイッチ1つで点滅させる時には、2灯を並列に接続します。同じ電圧がかかるようにするという事ですね。
さらに続いて、スイッチ2個で、電灯2灯を点滅させる回路です。
単線図 | 複線図 |
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上の回路のようになります。この時、複線図のスイッチに接続される電線の本数は、スイッチの個数+1個となります。注意しながら複線図を描いていけば、間違えずに出来そうです。
例 : スイッチが2個なので、接続される電線の本数は、3本になっています。
電灯とコンセント
電灯1灯と、コンセント1個を接続した回路です。
単線図 | 複線図 |
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上の回路のようになります。
コンセントと電灯がある場合には、まずはコンセントの接続から考えます。そのまま、線をつないでいくだけでOKです。続いて、スイッチまでの配線を接続して、最後に電灯への配線を書いていくことで、間違いのない複線図を作ることが出来ます。
今日のまとめ
今日は、「単極スイッチにおける電灯配線図」について学びました。2灯の場合は、並列に接続です。電圧を同じにするということですねっ。
次回は、「3路スイッチと4路スイッチ、そしてパイロットランプの配線図」の書き方になります。
それでは