老後の不安を解消するには、iDeCo(イデコ)ですよ~。楽天証券で買うiDeCo(イデコ)商品紹介の第4弾。こんにちは、アメリカ株で資産運用をしている☆しまじです☆
iDeCo(イデコ)商品
老後の資金を作る上で、ぜひはじめておきたいのが、iDeCo(イデコ)。第4回です。今回は、日本株ファンドである、「iTrust日本株式」についての内容になります。
アメリカ株で資産運用をし、アメリカ市場でさまざまな企業を分析してきた☆しまじ☆が、全力で楽天証券のiDeCo(イデコ)商品を紹介していきます。
なぜ、楽天証券なのかは、こちらをご覧ください。
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iTrust日本株式とは
「iTrust日本株式」とは、ピクテ投信投資顧問株式会社が、日本のナンバーワン企業に投資をして運用しているファンドです。
購入時、そして換金時に手数料がかからないノーロードのファンドです。
- ノーロード・・・購入時、そして換金時に手数料がかからないファンドのこと
- ファンド・・・複数の投資家から集めた資金を、プロが運用し、利益を出して投資家に分配する仕組み
日本ナンバーワン企業とは
日本ナンバーワンとは、国内の優れたブランド力、技術力、商品、サービス開発力、そしてマーケティング力を有し、それぞれの業界で、トップシェアを誇る企業、または今後それが期待される企業の事を差しています。
例えば、
- セコム【9735】・・・警備サービス№1
- ニトリホールディングス【9843】・・・家具№1
- 信越化学工業【4063】・・・半導体シリコンウエハー№1
などです。日本企業の良いとこ取り、なファンドです。
概要
投資先
どこに投資しているのかを、わかりやすく図で表すと、
の様になります。「ピクテ日本ナンバーワン・マザーファンド」への投資により、日本のナンバーワン企業へ投資をしています。ピクテ投信投資顧問株式会社が運用している事だけあって、ファンドにピクテという名前がついてます。
株価推移
それでは、これまでの株価推移をみていきましょう。「iTrust日本株式」が開始して、約3年程です。
開始してからの「iTrust日本株式」の株価推移。約3年間の株価チャートがこちら
最も株価を上げたのは、2017年の年末から2018年の始めにかけて、1.5倍以上の上昇を見せています。
その後は、調整相場が続いている状況です。
組入上位10銘柄
続いて、「iTrust日本株式」の、組入れ上位10銘柄をみていきましょう。
そして、組入れ企業の業種としては、電気機器が3社と一番多く、日経平均株価の組入れにも多く入っていることから、やはり、日本は電気機器に関する技術が、世界に誇れる技術であると言えそうです。 日本のナンバーワン企業を選んでいるため、様々な業種の企業が入っています。その中で、第1位はソニー【6758】で、組入れ比率は2.5%。まさに、日本を代表する企業ですね☆
他は、様々な業種に分かれています。にしても、さすが、よく聞く企業の名前がずらりと並んでいます。
楽天・全米株式インデックス・ファンドとの比較
では、楽天・全米株式インデックス・ファンドとの比較をしていきたいと思います。
パフォーマンスの比較
ファンドが開始した、3年前からのチャートの変化を、スタートを100として、パーセンテージで表しました。
どちらの商品が、より株価を上昇させているのかがわかります。
※楽天・全米株式インデックス・ファンドは、【VTI】で代用しています。
3年という短い期間ではありますが、「iTrust日本株式」の方がパフォーマンスが上回っています。
ただ、下がりも大きく、2018年末では、両商品の差は8%程となっています。さぁ2019年は、どのように動いていくのでしょうか。
純資産の比較
続いて、それぞれのファンドの純資産の比較を見てみましょう。資産が多ければ多いほど、投資家からの人気度合いにも、見る事が出来る指数です。
緑の棒グラフの「iTrust日本株式」と、黄色い棒グラフの「楽天・全米株式インデックス・ファンド」について、明らかな差が出ました。
良好なパフォーマンスで推移している「iTrust日本株式」ですが、純資産はあまり伸びていません。「楽天・全米株式インデックス・ファンド」と、約45倍ほどの差が出来ています。
経費の比較
経費について、「楽天・全米株式インデックス・ファンド」との比較をしていきたいと思います。
「iTrust日本株式」の管理費用は0.9612%です。「楽天・全米株式インデックス・ファンド」の管理費用は0.1696%なので、その差は、0.7916%になります。
ずいぶん、経費が多いように思えますが、それでも1%を切ってます。
もし、100万円分をそれぞれ購入した場合の1年間の経費は、「iTrust日本株式」の場合が9,612円、「楽天・全米株式インデックス・ファンド」の場合が1,696円なので、「楽天・全米株式インデックス・ファンド」を購入した方が7,916円、安くなります。
年間、8千円の違いになります。10年間、そのままの金額で運用したとすると、8万ほどの差が出てきます。
パフォーマンスで、大きく差をつける事が出来ればいいのですが、そうでない場合には、大きな出費になるかもしれません。
まとめ
「iTrust日本株式」についての商品紹介、そして「楽天・全米株式インデックス・ファンド」との比較を、分析してきました。
運用を開始してから約3年ほどと、まだまだ新しいファンドですが、パフォーマンスは良好。日本ナンバーワン企業の底力を感じます。
ただ、純資産がなかなか集まっていない様子で、とても少ないのが現状です。2018年の調整相場を終えて、今年からの成績に注目ですね。
それでは☆彡
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【はじめてのiDeCo(イデコ)】楽天証券で買う「楽天・全米株式インデックス・ファンド」