iDeCo(イデコ)、買ってますか~。楽天証券で買うiDeCo(イデコ)商品紹介の第3弾。こんにちは、アメリカ株で資産運用をしている☆しまじです☆
iDeCo(イデコ)商品
老後の資金を作る上で、ぜひはじめておきたいのが、iDeCo(イデコ)。好評につき、第3回に突入。今回は、日本株ファンドである、「たわらノーロード 日経225」についての内容になります。
アメリカ株で資産運用をし、アメリカ市場でさまざまな企業を分析してきた☆しまじ☆が、全力で楽天証券のiDeCo(イデコ)商品を紹介していきます。
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たわらノーロード 日経225とは
「たわらノーロード 日経225」とは、アセットマネジメントOne株式会社が、日経平均株価(日経225)に連動するように、運用されているファンドです。
- たわら・・・このファンドの名称
- ノーロード・・・購入時、そして換金時に手数料がかからないファンドのこと
- ファンド・・・複数の投資家から集めた資金を、プロが運用し、利益を出して投資家に分配する仕組み
- 日経225・・・日本を代表する企業225社の株価をもとに、日本経済新聞社が算出、公表している株価指数
TOPIX同様に、日本の株式市場の株価の動きに連動します。日本の景気が良くなれば、株価が上がり、景気が悪くなると、株価が下がります。日本における、代表的なインデックスファンドといえます。
- インデックス・・・その市場の平均値と同じような動きを目指して行う、運用のこと
- TOPIX・・・東証株価指数(Tokyo Stock Price Index)の略称。1969年1月4日の、東京証券取引所第1部に上場している企業の時価総額を100ポイントと決めて、現在の時価総額がどのくらいかを表している指数。単位は、ポイント。
たわらの由来
このファンドの名前にある、たわら。たわらって、いったい何?と思われた方もいるのではないでしょうか。しまじも、最初、たわらって何?と、思った1人です。
たわらというファンドの名前が、決まるまでに、運用会社のアセットマネジメントOne株式会社では、いろいろと試行錯誤があった様です。
はじめ、他社との差別化やブランド力を持てる名前は、ということで、社内公募でネーミングのアイデアを集めてみたところ、パッとしませんでした。そこで、プロジェクトチームは、コンセプトを絞るところから考え直します。
コンセプトは、
- 親しみのある
- 分かりやすい
- コツコツと蓄える
といったイメージです。そして、300個の候補がつくられました。
その、300個の候補の中で、女性のメンバーが「たわらがいい!」との声がありました。
豊か、そして蓄えるというようなイメージを持つ名前のたわら。
その後、社内で賛否両論があった中、最終的に社長提案の社内アンケートで、たわらノーロードという名前が生まれたということです。
概要
投資先
どこに投資しているのかを、わかりやすく図で表すと、
の様になります。「日経225インデックスファンド・マザーファンド」への投資により、日本の株式を購入している構図になっています。このファンドは、日本の日経平均株価(日経225)に連動するように運用されていますと、つまり、「日経225インデックスファンド・マザーファンド」が、日経平均株価(日経225)に連動して運用されているという事になります。
株価推移
それでは、これまでの株価推移をみていきましょう。「たわらノーロード 日経225」が開始して、3年と4か月程です。
開始してからの「たわらノーロード 日経225」の株価推移。約3年間の株価チャートがこちら
開始直後の2016年、チャイナショックにより株価が低迷しています。その後、2017年は順調な右肩上がりでしたが、2018年の調整相場により大きな上昇は見られず、結果として、1.1倍のUPと、わずかながらの成長といえます。
組入上位10銘柄
続いて、「たわらノーロード 日経225」の、組入れ上位10銘柄をみていきましょう。
興味深いのが、TOPIXの組入銘柄とほとんどが異なり、唯一両方に組入れられているのが、ソフトバンクグループ【9984】だけになっています。TOPIXで組入1位のトヨタ自動車【7203】がTOP10に入っていません。 ユニクロで有名な、ファーストリテイリング【9983】が組入比率7.8%と、かなり高い比率で1位の座に君臨しています。
さらに、上位10銘柄の合計比率が、26.9%と全体の1/4を占めており、日本を代表する225企業の平均株価指数ではあるものの、上位10企業の株価の変動が大きく影響を及ぼすファンドとなっています。
組入企業の業種としては、
- 電気機器・・・4社
- 小売業・・・2社
- 情報・通信機器・・・2社
- 機械・・・1社
- 精密機械・・・1社
であり、電気機器関連の企業がほとんどを占めています。
楽天・全米株式インデックス・ファンドとの比較
では、楽天・全米株式インデックス・ファンドとの比較をしていきたいと思います。
パフォーマンスの比較
ファンドが開始した、3年前からのチャートの変化を、スタートを100として、パーセンテージで表しました。
どちらの商品が、より株価を上昇させているのかがわかります。
※楽天・全米株式インデックス・ファンドは、【VTI】で代用しています。
短い期間ではありますが、3年の間で、両ファンドともプラスに推移しています。動き的には、よく似た動き方をしていますが、「たわらノーロード 日経225」の方が、2016年に基準価額を割り込んだため、トータルでのパフォーマンスが低めとなっています。
「楽天・全米株式インデックス・ファンド」の方が、良好なパフォーマンスとなっています。
純資産の比較
続いて、それぞれのファンドの純資産の比較を見てみましょう。資産が多ければ多いほど、投資家からの人気度合いにも、見る事が出来る指数です。
緑の棒グラフの「たわらノーロード 日経225」と、黄色い棒グラフの「楽天・全米株式インデックス・ファンド」について、2017年時点では、ほとんど同じでしたが、2018年に大きく、「楽天・全米株式インデックス・ファンド」が引き離しています。
現在では、「楽天・全米株式インデックス・ファンド」の方が、投資家から人気を集めているファンドといえそうです。
経費の比較
最後に、経費についてみてみましょう。「たわらノーロード 日経225」の経費は0.1836%です。今回も、「楽天・全米株式インデックス・ファンド」との比較をしていきたいと思います。「楽天・全米株式インデックス・ファンド」の経費が0.1696%だったので、その差は、0.014%です。
もし、100万円分をそれぞれ購入した場合の1年間の経費は、「たわらノーロード 日経225」の場合が1,836円、「楽天・全米株式インデックス・ファンド」の場合が1,696円なので、「楽天・全米株式インデックス・ファンド」を購入した方が140円、安くなります。
両方とも、とても管理費用が安い為、気になるほどではありません。
まとめ
「たわらノーロード 日経225」についての商品紹介、そして「楽天・全米株式インデックス・ファンド」との比較を、分析してきました。
開始してから、まだ3年とちょっとと、分析するのには期間がとても短いので、今回だけでの内容で評価をするのは難しいですが、日経平均株価(日経225)に連動しているファンドに対し、パフォーマンス的には、アメリカ市場に連動している「楽天・全米株式インデックス・ファンド」の方が、いい結果でした。
純資産比較においても、「楽天・全米株式インデックス・ファンド」が大きく上回っており、現時点では、「楽天・全米株式インデックス・ファンド」で資産運用をした方が、資産が増える確率は高そうです。
それでは☆彡
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「楽天・全米株式インデックス・ファンド」の商品紹介はこちら、
【はじめてのiDeCo(イデコ)】楽天証券で買う「楽天・全米株式インデックス・ファンド」