アメリカ市場の話題を中心としたブログ(たまに、まったく関係ない記事をぶっこんでます)ですが、今日は、日本のコンビニについての話です。こんにちは、アメリカ株で資産運用している☆しまじです☆
目次
コンビニ店舗数ランキング
日本で生活をしていて、コンビニに行ったことが無い方は、ほぼ100%と言っていいほどいないのではないかというほど、しまじが住んでいる田舎でも、少し走ればコンビニがあるくらい、日本全国には、ものすごい数のコンビニがあります。
2019年現在、全国には、約5.5万店ほどのコンビニがあると言われています。会社別の店舗数を調べてみたところ、下の表になりました。
コンビニ名 | 店舗数 |
---|---|
セブンイレブン | 20,733店 |
ファミリーマート | 16,642店 |
ローソン | 13,992店 |
ミニストップ | 2,203店 |
その他 | 2,173店 |
合計 | 55,743店 |
※各会社の公式ホームページと日本フランチャイズチェーン協会のデータを参照
店舗数としては、セブンイレブンが2万店を超え、第1位となっています。続いて、サークルKを経営統合したファミリーマート、さらにローソンが名を連ねており、この3社で、約92%を占めています。
競争がし烈化
全国で、約5.5万店舗にまで増えてきた、コンビニエンスストアですが、すでに、飽和状態と言われた5万店舗を超え、各店舗同士の競争がし烈さを増しています。
現在の日本社会は、高齢化とともに人口は減少していく為、店舗が増え続けると、お店に来るお客の足は、減っていく一方となります。つまり、お客の取り合いになってしまうのです。
コンビニを経営する各社は、どうにかお客に対し、店舗に足を運んでもらおうと、あの手この手を考えています。
ファブリック化
全国におけるコンビニの店舗数が増えていく中で、お客獲得の競争がし烈化しているということでしたが、お客の獲得方法の一つとして、コンビニのファブリック化が、検討されています
ファブリック化とは
ファブリックとは、直訳すると布や織物のことですが、インテリアの世界では、もっと幅広い意味で、カーテンやテーブルクロス、ソファや壁の装飾なども含める場合があり、ここでいう、コンビニのファブリック化とは、店舗の中に、おしゃれなインテリア空間を作るという、意味合いになります。
ただ、商品を売るだけの店舗から、来店したお客が、座ってくつろげる空間を提供しようという試みです。
メリット
このファブリック化、費用がかかり、場所もとり、お客の回転数も減る為、あまり良い事がない様にも感じますが、メリットとしては、次のような事があります。
地域密着
コンビニの周辺に住んでいる人たちが、ただ商品を買うだけに来るのではなく、コーヒーとケーキを買って、ファブリックコーナーでくつろいだり、お弁当を買って、ゆっくり食事をしたり。
そして、その空間の中で近所の人同士のコミュニケーションが生まれる事もあるかもしれません。
また、1人暮らしのおじいちゃんやおばあちゃんが、たまに顔を出すことで、地域ぐるみで、元気でいるかの確認が出来るかもしれません。
公共の場
全国に、これだけの店舗数があるコンビニ。もし、公共的な使い方が出来ると、とてつもない価値が出てくるのではないかと思います。
特に地方においては、過疎化が進み、区役所も十分な資金の確保がどんどんと難しくなってくることが予想されます。そうなると、税金だけで十分な公共施設を運営していくのが困難となり、都市部と地方で、格差が出てくるのではないでしょうか。
そのような状況に陥った時に、全国各地のコンビニが、公共の場としての役割を果たすと、店舗側からすると人が集まるし、公共的にも経費を抑える事が出来て、とても経済的に運営が出来るのではと予想します。
子どもとお年寄りの憩いの場
地域密着と重なる部分もありますが、人が集まるコンビニが、小さい子をあずかれる託児所になったり、学びのスペースとなったり。また、これから増えていく、おじいちゃんとおばあちゃんが集まれる憩いの場になると、良いかもしれません。
ワークスペース
働き方改革が進む日本。毎日、会社に通う日々が、大きく変わるかもしれません。自宅で仕事、コンビニのファブリックスペースで仕事など。
WiFi環境が整い、データがクラウド上で、上質なセキュリティーで守られるようになれば、会社に行かなくても、コンビニで十分に仕事が出来るようになるかもしれません。
まとめ
日本におけるコンビニの現状と、ファブリック化についての内容でした。しまじは、コンビニに全く関係がない仕事をしているので、今回のファブリック化についての内容やメリットについては、勝手な希望や妄想がメリットに入れてしまってますし、実現するかどうかは、わかりませんヽ(^o^)丿
でも、将来、そんなコンビニが出来たら、ぜひ行ってみたいと思うしまじでした☆
それでは☆彡