しまじろうの資産運用

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プラスチック製品が世界から消える?!代替品への移行は、日本企業にとってプラスとなるか

プラスチックが世界から消える 画像1

 こんにちは、アメリカ株で資産運用をしている、しまじです

 今日は、日常生活では、欠かす事が出来ないプラスチック製品についての話になります。あって当たり前のプラスチック製品、それが、世の中から消えてしまうかもしれません 

プラスチックの使用削減が世界的な流れに

 プラスチック製品って、とっても便利。ストローにしても、容器にしても、玩具なんかにしても、いろいろな形のものが作れるし、なによりコストが安い!

 とっても便利な物だけれど、環境面で考えた場合には、あまり良いとは言えないようです

 

 日本では、プラスチックのリサイクルは、結構進んではきているものの、

プラスチックリサイクルマーク

↑こんなマークが付いているプラスチック製品は、分別して捨てると、リサイクルが可能↑

 

 それでも、世界的にみると、ほとんどのプラスチック製品がリサイクルされておらず、リサイクルされない廃プラスチックは環境を汚染。地球の未来を考えると、とっても問題だというのが今の現状です。人間が生み出した物で、自然界にない物は、自然に戻ることは出来ず、ずっと残ってしまいます

 そうした中、プラスチックの使用を削減する動きが世界中で広まっています

G20大阪サミット

 6月28日(金)と29日(土)の両日に、大阪で開催が予定されている、世界を代表する19の国と、EUの首脳が一堂に会する首脳会議、すなわちG20大阪サミット

 このサミットの議題の一つに挙げられているのが、海洋プラスチックごみ問題

 世界的な環境問題として、取り上げられています

EUの規制

 EU(欧州議会)では、海洋生物を守るために、使い捨てプラスチック製品の使用を禁止する事が、可決しました

 これは、例えば、ストロー、食器、風船なんかの、日常的に使われているプラスチックが禁止されるという事になります

 

 便利なプラスチック製品。なんで禁止するの?と思うかもしれません。そんな、プラスチックくらいで、広い海が汚れるわけないよ。と思うかもしれません。

 でも、欧州議会で、この法案が可決された時に、1人の議員がこう言ったそうです。

「何も措置を取らなかった場合、2050年までに、海に浮かぶプラスチックの量は、魚の数を超えるだろう」と

 

 この動画を見ると、それもありうるなと思います

プラスチック製品って、とっても便利だけれど、地球の将来を考えると、無くしていかないと、かなりやばい(>_<)

バーゼル条約

 あまり聞きなれない条約かもしれませんが、 バーゼル条約という条約が、世界で結ばれています。これは、有害廃棄物の国境を超える移動やその処分を規制するというもので、自分の国の有害廃棄物は、自分の国の中で処理をしてね、というものです

 

 日本も、自国で処理をすると多額な費用がかかるという理由で、安価に処理が出来るアジア圏などへ、有害廃棄物を出荷したりしていましたが、それに規制がかかりました

 今後は、処分の仕方、リサイクル、そしてそもそも有害廃棄物となる恐れがある、プラスチック製品を製造しないことに注目が集まっていくと思われます

プラスチックが世界から消える 画像2

日本企業の対応

 環境問題から、国際的にプラスチック製品の使用削減が進められている中、プラスチック製品を製造している日本の企業は、プラ代替品へ着手しはじめました

プラスチック製造企業(東証1部上場)

 国内において、東証1部に上場しているプラスチック製造メーカーとして、

  • 住友ベークライト㈱
  • ㈱日本触媒
  • 日本カーバイト工業㈱
  • 日本山本硝子㈱
  • 帝人㈱
  • 大倉工業㈱
  • 堺化学工業㈱
  • 積水樹脂㈱
  • 旭有機材㈱
  • 保土谷化学工業㈱
  • 前澤化学工業㈱
  • フジプレアム㈱

のような企業が名を連ねており、東証2部や、未上場の企業も含めると、600社近くになるのではないかと言われています。(もっとあるかもしれません)

 

 かなりの数の企業がありますが、これらの企業が、これから先、生き残っていく為には、プラスチック製品に変わる新しい素材の開発が必要になってくる恐れがあります

プラ代替

 最近の調査によると、日本でプラスチック製品を製造販売してる企業の内、環境問題への対応や世界基準の規制に伴い、約38%の企業がプラ代替品の試作などに着手しています

 ただし、コストがかかるなどの問題があり、簡単に普及していくのは、なかなかに高い壁があるのも事実です

 

 この先、プラスチック製造における規制が、さらに強化されていく可能性が高く、プラスチック製造企業にとっては、苦しく時代になっていく事が予想されます。ですが、逆に、それが商機になる可能性も秘めているのです!

新素材の開発へ

 日本の企業が、得意とする技術。その一つが新素材分野。炭素繊維や高機能材など、世界からも注目される、様々な新素材を開発しているのが、日本企業の強みでもあります。

プラスチックに変わる新素材

 様々な、プラスチックに替わる新素材を、日本企業は生み出しています

いくつか紹介していきます

生分解性プラスチック

 カネカや三菱ケミカルが開発をしている、プラスチックで、土の中に放置しておくと、炭酸ガスと水に分解される生分解性プラスチック

生分解性プラスチック

※引用  国立環境研究所

 写真にある様に、時間が経つにつれ、微生物が分解していってくれます。成分は、でんぷんなどで出来ており、分解後は水と二酸化炭素になります 

 問題はコストで、通常のプラスチック製品の約2.5倍と言われており、どこまでコストダウンを出来るかが、これからの課題となりそうです

 紙で代用するという方法

 ただの紙では、強度が出なかったり水に弱かったりするため、表面に特殊な薬品を塗ることで酸素や湿気に強い梱包紙を、王子ホールディングスが開発

梱包紙

※引用 王子ホールディングス 

「SILBIO BARRIER(シルビオ バリア)」という紙素材で出来ており、 プラスチックに替わる新たな新素材として開発されました

 「SILBIA(シルビア)」はラテン語で、森。それに、「BIOREFINERY(バイオファイナリー)」をかけあわせて、「SILVIO(シルビオ)」という言葉がつけられました

  • バイオファイナリー・・・バイオマスから化学製品や燃料を製造すること

LIMEX

  ㈱TBMが新しく開発した新素材、それがLIMEX

石灰石を成分に、プラスチックの代用製品を製造しています

石灰石で変わりが出来るの?なんと名刺や、レジ袋なんかが作れるんです

LIMEX

※引用 LIMEX

こういった物が、これから日常の中に溢れていくのでしょう

寒天

 寒天って、あの食べれる寒天です

なんと、プラスチックの代替品になっちゃうんです 。日本のデザイナーグループデザイナーグループ「AMAM(アマム)」が、国際的なコンペティションで、グランプリを受賞した作品でもあります

食べ物なら、必ず自然に帰る事が出来る、とても地球にやさしい素材ですね 

プラスチックが世界から消える 画像3

まとめ

 プラスチック製品のごみ問題が、地球規模で問題になっている事、そして、その代替品である、新素材を日本の企業が開発している事の内容でした

 このまま、便利であることに胡坐をかいて、地球を汚染し続けると、必ず手痛いしっぺ返しが、返ってくるのは目に見えています

 

 リサイクルなど、日常で出来る事から始めていくのが大切!そして、新素材を開発している、日本の企業には、ぜひ頑張ってほしいところです