こんにちは、アメリカ株で資産運用している☆しまじです☆
幸せになりたい
人間だれもが思う事ですよね。つばめが、自分の家の軒下に、巣を作りに来てくれると、その家には幸福が訪れる・・・。という、言い伝えがあります。
目次
つばめとの出会い
春から夏にかけて、つばめは子育ての為、日本にやってきます。これは知っていました。つばめが巣作りに毎年やってくる場所があるからです。
でも、まったくの他人事。それに、「いいな~」と言うよりも、「糞の後始末がたいへんそう」と思っていたのが、正直なところ。
我が家は、開き扉の玄関を開けると、少し踊り場があって、3段ほどの階段を下りてから外になります。なんだか、階段と踊り場が、最近、土や枯草などで汚れています。「がきんちょどもが、汚れた靴のまま、玄関にはいってるんやろな」と思いながら、ほうきで掃除していました。
また、汚れてます。
毎日、天気良いのに、「どんだけ靴汚して帰ってきとんねん」
ある日、ふと、上を見上げました。「あっ」。りっぱなつばめの巣があるではありませんか!こんな間近に、ツバメの巣を見たのは生まれて初めてです。
そして、最近、なんか鳥がよく家の近くを飛んでるなと思っていた、その鳥がつばめだったんですね。
つばめ紛争勃発
玄関前が汚されていたという思いは吹き飛び、なんだか嬉しくなりました。つばめが来てくれるってことは、自分の家も、なかなか捨てたもんではなく、住みやすい家なのかな。
それから、意識して巣作りを見るようになりました。一生懸命、小枝や枯草を運んできては、巣作りを続けています。たまに、玄関で鉢合わせて、びっくりしたつばめが小枝を落として飛び立ってしまうようなハプニングもありながら。だんだんと、巣は完成に近づいていきました。
ある日、家に仕事から帰ってくると、妻が真剣なまなざしで、訴え始めました。
「あたしは、世の中で、なによりどんなものよりもヘビが嫌いなの。死んでも絶対に出会いたくないもの、それがヘビなの。 ヘビって鼻がよくって、つばめの巣を嗅ぎつけてやってくるそうじゃない。もし、玄関を開けて、やつが目の前にいるようなことがあったら、あたし、死んじゃうから!」
ヘビは、目があまり見えない代わりに鼻がとてもよく、つばめの糞のにおいを嗅ぎつけて、巣までやってくるという事でした。本気で、つばめの巣を撤去したいとの一心で、その気持ちはとても伝わってきます。
でも、せっかく来てくれたつばめ、一生懸命作った巣を壊すなんて、できない・・・。「ヘビなんて、めったにきーひん。それより、巣立つまで見守りたい。いや、見守ってやらんとあかん!」
つばめ紛争勃発です。両者一歩も譲らず、並行線のまま、日にちが流れていきました。
つばめ紛争終結
1週間ほどでしょうか。長く続いたつばめ紛争にも、終わりが来ました。終結させたのは、娘の一言でした。
「玄関に、かわいいつばめが居たよ。また、見たいな」
子供は、なによりも強し。妻はその言葉に折れた感じです。こちらからも、あえて何も言いません。無言のまま、つばめの巣の我が家への受け入れは、了承されました。
つばめさん、巣作りと子育てがんばってね。
受け入れ対策
なにより、ヘビ来家対策として、思いつく限りの対策を実施。
その1、糞受けを手作り。手作りと言っても、組み合わせて作っただけですが。この度、巣が作られた場所が、玄関の扉を開けたほんの真上。下手すると、頭上に糞が直撃というところなもので、見栄えも良くて、糞を受けれて、きれいに出来る様にする為に、考えたのが。
突っ張り棒×2本を巣の下に通し、そこにかわいい柄のお盆(四角い)をかわいいクリップで止めて、その上に新聞紙をサイズを合わせて乗せるというもの。新聞紙は、週に2回程、脚立に乗って入れ替えしています。もちろん、自分の仕事です。
まあまあの上出来だと思うのですが、「もっと、おしゃれなの付けて欲しかった」との意見もあり。
その2、庭の草刈り。やつが草に潜んで近づいてくるかもしれないとの心配のもと、庭に生えている草は、きれいに取り除きました。ちなみに丸2日の重労働。
これで、やつが、近づいてこないことを願います。
最後に
玄関を出ると、よくつばめが巣でくつろいでいます。つがいで、いて、かわいらしい。まだ、ヒナは生まれていないようです。毎日の楽しみが増えました。これが、なによりの幸せなのかもしれませんねっ
それでは