いつも、ブログをご覧いただきありがとうございます♪ アメリカ株で資産運用をしている☆しまじです☆
2月から調整相場へと入りましたが、それでも、年初めに比べると、アメリカ市場の平均株価は上昇を続けています。今後も、強気のアメリカ相場は続いていくのでしょうか。今日は、今後のアメリカ相場について、考えてみます。
目次
年初来のアメリカ市場
2018年に入ってからのアメリカ市場の成長について、見てみましょう。
ダウ工業平均の年初来からの株価の推移です。
1月に2,000ドル近く上昇させた後、一気に3,000ドル以上、暴落しています。調整相場の始まりです。しかし、その後は、上がり下がりをしながらも、年初来566ドルの上昇を見せており、今後もこのまま上昇を続けていきそうです。
続いて、S&P 500の年初来からの株価推移です。「VOO」で見てみます。
ほぼ、1月に達した高ねまで、株価が上昇をしています。調整相場をものともしない、成長ぶりです。代表銘柄の30種より、アメリカ市場全体が、株価を押し上げている状況になっています。
弱気相場が始まる条件
各企業の好決算が続いており、まだまだ、続きそうな強気相場ですが、いずれは、弱気相場になるのも、株式市場の流れの中で起こりうることです。では、次に訪れる弱気相場は、どのような状況で始まるのでしょうか。
スティーブ・アイフォーン氏は、次のような条件が重なった時に、弱気相場が始まると予想しています。
- 問題があるインフレ
- 金融引き締め政策
- 景気後退の脅威
- 投資家の熱狂
- 高いバリュエーション
この5つです。
問題があるインフレ
インフレとは、物の価値が上がりお金の価値が下がる事ですが、景気が良くなるとインフレになりやすくなりますが、このインフレが2.5%を超えてくる状態を、問題があるインフレと言います。
金融引き締め政策
金融引き締めとは、景気が加熱しすぎた場合に、FRBなどが、それを抑えるために、国債を売却するなどして、世の中に出回るお金の量を減らして、投資や消費を抑える動きのことを言います。
景気後退の脅威
言葉の通り、企業の景気が後退を始めるということ。
投資家の熱狂
投資家が、儲かるものと思い、多くの資金を投資する状況。
高いバリュエーション
バリュエーションとは、PER(株価収益率)や、PBR(株価純資産倍率)などを用いて示す、その企業や指数の評価のことで、その値が高いということ。
今のアメリカ市場は
では、今のアメリカ市場はどうでしょうか。先ほどの5つに当てはまるものはあるのでしょうか。
今のところ、これといってあてはまるものはありません。ということは、まだまだ、アメリカ市場の強気相場は続いていくと予想できます。
今日のまとめ
2018年のアメリカ市場についてでした。調整相場に入った後も、順調に上昇を続けているアメリカ市場。先の事は、誰にもわかりませんが、まだまだ強気相場は続いていくようにも思えます。
対し、弱気相場が始まる兆候は5つありました。この兆候を、逃すことなくアメリカ市場を見続けていけたらと思います。
それではっ