こんんちは♪ アメリカ株で資産運用をしている☆しまじです☆
今日、日本年金機構から「ねんきん定期便」が届きました。中を開いて見てみると、これまでに支払った金額と、支給されるであろう年金額が記載されていました。う~ん、この金額で、生きていけるのか・・・?
目次
ねんきん定期便
「ねんきん定期便」とは、日本年金機構から定期的に郵送されてくるはがきのことです。矢印の方向に剥がすことで、中に記載されている、自分の年金に関する情報を確認する事が出来る、大変助かる定期便です。
記載されているのは、
- これまでの年金加入期間
- これまでの加入実績に応じた年金額と【参考】これまでの保険料納付額(累計額)
の主に2つの項目になります。しまじの場合は、会社員なので、
- 老齢基礎年金
- 老齢厚生年金
の2つに加入している事となります。
年金についての基礎知識
年金の事って、分かりにくいことが多いですよね。ざっくり、基礎知識をまとめました。
被保険者
まずは、被保険者について、難しい書き方ですが、年金に加入している人の事を言います。被保険者は、次の3つに分かれます。
- 第1号被保険者
- 第2号被保険者
- 第3号被保険者
第1号被保険者
主に自営業者の方です。ここには、学生も含まれます。全国で、約1,800万人くらいいます。
第2号被保険者
会社に勤めている人や、公務員になります。全国で、約4,000万人くらいいます。
第3号被保険者
いわゆる専業主婦です。全国で、約900万人くらいいます。
基礎年金と厚生年金
続いて、基礎年金と厚生年金について、基礎年金(老齢基礎年金)は全国の20歳~60歳の人であれば、誰もが入るもので、厚生年金(老齢厚生年金)は、会社員や公務員が基礎年金とは別に加入しているものになります。
上の図のように、基礎年金がベースにあり、更にプラスして厚生年金があるといったかたちになります。両方に加入している方が、支払う金額が多い分、年金として受け取る金額が多くなります。
年金の受取金額
では、私たちは、実際にいくら年金を受け取ることが出来るのでしょうか。計算式を用いて計算してみました。
基礎年金の計算方法
まずは、基礎年金(老齢基礎年金)の受け取れる金額についてですが、20歳から60歳までの40年間の間、保険料を欠かさず納めた場合の受取金額は、
年額 779,300円
月額 64,941円
※2018年度価格
になります。40年間の内、納めていない月数がある場合は、次の計算式を用います。
例えば、大学卒業するまでの2年と7か月の間、保険料を納めていない場合は、納めていない期間が、31ヶ月間なので、
(小数点以下、四捨五入)
であり、
年額 728,970円
月額 60,747円
となります。ひと月あたり、数千円の違いが出ました。
厚生年金の計算方法
続いて、厚生年金(老齢厚生年金)の受け取れる金額についてですが、基礎年金とは異なり、収入によって支払う金額と受け取る金額が変わります。受取は、60歳ではなく、65歳からとなります。(働き方によって、異なります)
厚生年金の受け取り金額のについては、次の計算式を使います。
※平均標準報酬額・・・給与と賞与を合わせたひと月あたりの平均額
※2003年4月以降の計算式になります。以前は、計算式が異なります。
例えば、23歳で就職して65歳で退職した場合で、給与と賞与を合わせたひと月あたりの金額が、40万円の場合、保険料を納めた月数が22年×12ヶ月で、504ヶ月であるので、
(小数点以下、四捨五入)
であり、
年額 1,104,969円
月額 92,080円
となります。単純に、稼ぐ給料が増えれば増える程、老後に貰える厚生年金は増えていきます。
基礎年金と厚生年金を合わせると、いくら貰える
では、例えばで計算した、大学卒業まで基礎年金の保険料を支払わずに、会社に就職して基礎年金と厚生年金の保険料を65歳まで、しっかりと納め続けた場合に受け取れる、年金の金額をざっくりと計算してみると、
年額 1,833,939円
月額 152,828円
となりました。毎月、15万円とちょっとの金額です。
今日のまとめ
今日のまとめです。
- 基礎知識(基礎年金・厚生年金)
- 基礎年金の計算方法
- 厚生年金の計算方法
についての内容になりました。老後は、年金が貰えるから安泰とは言っても、月々の給付は、例えばの計算で15万円と少し・・・。いくら、おじーちゃんとおばーちゃんになったとはいっても、孫にいろいろと買ってあげたいし、たまには温泉旅行にも行きたいとなると、少しさびしい様にも思えます。
やっぱり、年金以外にも安心できる資産が必要な時代になってきたのでしょうか。
それではっ